2020年1月16日木曜日

子供の可能性を狭めないために

一般的に良い学歴を身に着けさせることが子供の可能性を広げると言われていますよね。


私も一理あると思っています。


ただ、ここではあえて違う視点から述べたいと思っています。
視点は多く持っていたほうが良いですからね。


私は学歴が子供の可能性を狭めることもあるって思っています。


例えば、ピアノが得意ではなくても、才能があふれる子はいるものです。
指が人より長い、手が大きく、他の人が抑えられない和音ができるとか。


そのような子がピアノの道に行けば、
その子が幸せであるばかりか、
演奏を聞いた人も幸せになり、
幸せが広がる素敵な人生になるかと思います。


でも、世間一般で言われるように
学歴を身に着けたら可能性が広がるという言葉を信じて、勉強一本槍で育てたらどうなるでしょうか。


もしかしたら、その子は自分の人生を振り返ったとき、ピアノをやることで生きていきたかったな・・・と悔やむかもしれません。


経済的には豊かであっても、心の中にずっと悔やむ気持ちが残っていたら、
それは幸せと呼べるのでしょうか。


極端な例ではありますが、
学歴を高めるということが
必ずしも人生における成功の絶対的なものさしではないということは、
私達大人が知っておく必要があるのではないでしょうか。


そんなことを思って、あえて世間一般とは逆の論を述べてみました。


決して、受験する子すべてを批判したいわけではありません。


別の視点をもつだけでも価値はありますので。

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連記事