2017年10月22日日曜日

「勉強嫌いの子は親が作る」親として勉強を教えるときの心構え



教師は自分の子の育て方が上手?


教師をしているから、
子供の育て方は、
さぞかし上手なんだろうと思われることがあります。


でも、言い訳がましいのですが、
仕事で帰りが遅いと、
なかなか我が子に勉強を教える時間もなく、
かなりの部分は子ども自身で頑張ってもらうしかない状況です^^;


そして、時々教える時間があると、
塾の教え子と我が子では、
どうしても接し方が変わってしまうことがあり、
とても反省することばかり・・・。


どうして我が子にはうまく教えられないのか?


日頃教えてあげられていない
限られた時間だから、
こちらの期待も高まってしまうところがあります。


優しく教えてあげていても、
思うように理解してもらえないと、
イライラする気持ちが沸いてきてしまうんですよね。


教え子がわからなくても
イライラしてこないのですが、
我が子になると、
どうしても感情が入ってしまい、
叱り口調になってしまうことも・・・


涙を浮かべて勉強をさせてしまう
なんてことも時々あり、
その時は心から反省し、
罪悪感に襲われます。


心の中で
「どうしてこんな問題もわからないんだ?!」
「学校で何聞いて帰ってきたんだ?」
と言った文句が暴れ回り、
口から出てしまいそうなのを我慢していると、
つい口調に出てしまう。


強い口調で教えてしまったときは、
反省してもしきれません。


子どもが勉強嫌いになる原因がここにある


そんな教え方をして、
子どもはどんな気持ちになるのか。


勉強が嫌いになるに決まっています。


勉強がわからないから、
自分は責められている。
親はイライラしている。


この気持ちの悪い雰囲気の元凶は、
勉強なんです。

勉強は自分の敵。

できるなら勉強から避けたい。

そんな気持ちが生まれてきてしまいます。


勉強嫌いは親が作る。
勉強嫌いは私が作る。


自戒の念がこもっています・・・


子どもを勉強嫌いにさせないために親ができること


とても大切なことは
我が子に期待してもいいけど、
長い目で見てあげること。


大器晩成って言葉もありますしね。


教えてあげるなら、
感情はひとまず置いておいて、
「自分はイライラしないで教える!」
と心の中で唱えてから指導する。


万が一、イライラしそうになったら、
表情に出る前にちょっとトイレに行く。
そして深呼吸。

もう一回、
イライラしない!と唱えてから戻る。


大げさですが、
それくらい親が勉強を教えるときは
イライラを捨て去ることが大切なんです。


「どうしてできないの?」
なんて答えの無い子どもを追いつめる問いはご法度。


自分の子が勉強嫌いな子にならないように
できることはやっていきましょう。


でも、学校で何かあれば水の泡ですが、
自分の手の届かない範囲のことはひとまず置いておいて、
親としてできることをやっていきましょう。


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