2019年1月30日水曜日

子供の思考力を高めるために親が心がけるべきこと


子供の思考力を高めるために大切なことがあります。


思考と言うのは言葉で出来ています。


今、言葉を使わないで、
環境問題について考えることはできませんよね。

言葉があるからこそ思考でき、
その言葉の多さ、文章を構成する力があるからこそ
思考力は深みを増してきます。


今、子供たちの思考力が二極化していると言われています。


私が現場で子供たちを見ていても
確かに思考力が二極化しているなと感じています。


思考力が低くなってしまう子に共通していること
親とのコミュニケーションが少ないということです。


子供たちは幼少期に親と接することで
言葉を獲得していきます。


その時、親が十分にかかわってあげることができないと
少ない語彙しか獲得できなくなってしまいます。


その背景にはいろいろありますが、
親の心に余裕がないときに
コミュニケーションが少なくなってしまいがちです。


仕事から帰ってきたお父さんが子供にかける言葉としたら、
「宿題は終わったのか?」
程度だと子供とコミュニケーションしたうちには入りません。


「早く寝なさい!」
「もう準備したの?」
「片づけなさい!」

などなど、短文レベルの一方通行の会話しかしていない家庭で育つ子は
言語能力が低い傾向があり、
そのため思考力も低いということになってしまう傾向があるのです。


大切なことは親が心に余裕をもって、
子供たちと丁寧に会話をするように心がけることです。

子供たちと丁寧に会話をするように心がけること


別に難しい語彙を教えようと構える必要はありません。

いたって普通に会話をしてあげたらいいんです。
一方的に価値観を植え付けるような会話ではなく、
あくまで双方向の普通の会話です。


今までそのような普通な会話をしてこなかった子は
高学年になるとすでにあまり話してくれない子になっている可能性もあります。


それでもあきらめてはいけません。
遅すぎるということはありません。


今が残りの人生の中では一番早いタイミングだと信じて、
普通の会話をするように心がけていただけたらなって思います。


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