2019年2月11日月曜日

大人が幸せではないなら子供に同じことを強要すべきではない

大人である自分が自分の生き方に幸せを感じていないなら、
それを自分の子に強要するのは違うのかなって考えています。


子供は大人の所有物ではないなんて言葉は
使い古された言葉だけど、
これは身体的なことだけではなく、
精神的にも所有物ではないということを
私たちは肝に銘じておく必要があると思います。


別に私たち大人がどんな仕事をしようが自由だし、
どんな生き方をしようが自由です。


色々な思いがあり、歯を食いしばって生きている人もいるでしょう。
自分も苦労は表には出さないようにしていますが、
夜中に目が覚めるほどのストレスを経験したこともあります。


それは家族のために、ましてや自分のために
自分が好き好んでやっている仕事です。
やらされているわけではなく、
最終的には自分で選んでいます。


良いことも悪いこともあるでしょうが、
根本的に自分が今の生き方に幸せを感じているのか
ということには正直にいた方が良いと思います。


人間年齢を重ねていくと新しいことには
チャレンジしづらいものがあり、
心では幸せを感じていなくても
もう後戻りできないということもあります。


それはそれで仕方がなくて
受け止めて前に進むしかないのかもしれませんが、
自分が我慢して生きているんだから、
子供も我慢して生きろというのは違うと思います。


子供の人生は自由です。

子供の人生は自由です。


自由だからこそ、
自分がもし今の人生に幸せを感じていないんら、
子供に同じ道を強要してはいけないんだと思います。


自分の過去のトラウマを解消するために
わが子を使うような大人が目に付きますが、
本当にやめてほしいなと思います。


自分の人生がつまらないのは学歴のせいだから、
子供には高学歴になってほしいと
受験勉強を強要する親もいるようです。


しかし、
本当に自分の人生に不満があるときの原因が
学歴のせいなのかをしっかり見つめることが先決だと思います。


子供の人生は子どものもの。
私たちがすべきことは、
そっと見守り、支えてあげること。
そして相談にのってあげること。
決して押し付けることなく。


そんなスタンスで子育てをするなら、
もっと多くの子が笑顔になれる気がしています。

関連記事