2018年12月5日水曜日

【甘い親】と【優しい親】自分はどっちの親?

子供は親の感情をコントロールしようとする

子供は親をコントロールするための
たくさんの手段を持っていますよね。

泣きわめく、叫ぶ、すねる。


論理的に親を納得させてコントロールすることは無理なんで、
強硬手段に出るわけです。


ある程度、子育て経験がある親は、
子供のその手の方法で
容易にコントロールされてしまうことは無いでしょう。


でも、最近は簡単に
子供にコントロールされてしまう親が増えてしまっている
ようです。


泣く、わめく、すねるという手段が子供から発せられると、
あたふたと感情的になってしまって子供の言い分を聞いてしまう。


スーパーマーケットなどでも
子供が泣いてほしがると、静かにしなさい!
と言いながらも、泣き止んでほしいのか
すぐに買ってあげる姿を見かけます。


こうやって子供にコントロールされている親は、
子供を甘やかしているのです


甘やかしてしまいがちな親は
子育ての軸を明確にもっていないことが多いです。


子育ての軸とは、
こう育ってほしいという親の想いです。


大人になって我慢できる人になってほしいなら、
泣き叫ぼうが我慢を教えるのが親の優しさです。


子供の幸せを本気で願うなら、
厳しく接する必要があるのです。


獅子は我が子を崖から突き落とすという言葉がありますが、
それが真実ではなくても、
人間の子育てにおいて大切なことが含まれている言葉なんです。

獅子は我が子を崖から突き落とす


子供が荒々しい自然の中で生きていくためには、
親は心を鬼ににしてでも
わが子を崖から突き落とす厳しさが必要なんだと教えてくれる言葉です。


その獅子の厳しさの裏には真の優しさがあるのです。


その場の子供の感情を揺さぶるテクニックに負け、
我が子を甘やかしている親は子育てから逃げているようなものです。


親が逃げた結果、子供が大人になったときに厳しい現実にぶつかります。


甘えの通用しない大人の世界は誰もが経験するものです。
わが子だけが経験しないなんてありえません。


子供のうちに「甘えは通用しないんだよ」
と学ぶ機会はたくさんあったのに
親のせいで甘えが通用し続ける環境で育てば
大人になって苦しむのは当然です。



【甘やかすこと】と【優しさ】の違いを知ることは、
親として大切なことです。


甘い親ではなく、優しい親であるためには、
わが子が大人になって自立して生きていけるために、
子供のころから軸をもって育ててあげることが大切です。


甘い親ですか?
優しい親ですか?

親として自分に問いかけたい言葉です。

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