2018年12月24日月曜日

子育ては思い通りにならないと覚悟する


子育てをしていると苦しい気持ちになることがあると思います。


苦しい気持ちを生み出す原因は多様ですが、
子育てを「思い通り」にしたいという心の奥にある願望から
生まれることが多いものです。


子育てを「思い通り」にしたいから、
一生懸命に頑張る。



子育てだけではなく、
今までの自分の人生を振り返ってみて、
思い通りになることってありましたか?
そんな無いですよね。



自分ではない子供がかかわってくる子育てなら
なおさら、思い通りにいかないものです。



思い通りにいかなければ、もっともっと頑張ろうと思うのが
真面目なお母さんです。



それでももうまくいかない時に
問題が発生しやすくなります。



「自分」や「子供」を責めてしまう方向に行く。



「何度言ったらわかるの!」
という子供を責める言葉が口癖になっている親もいます。


「私はダメな親なんだろうか」
と自分を責めて落ち込んでしまう親もいます。



どちらも思い通りにいかなかったことが原因の発端ですよね。
だからこそ、
私はもっと子育ては肩の力を抜いた方が良いと考えています。


むしろ、ちょっと大げさに言えば、
「子育ては思うようにならない」
始めからそう考えた方が心が楽なのではないでしょう?


子育ては思うようにならないんだから諦めよう!
というわけではありませんよ。


親としてやるべきことはやりますが、
良い意味で
「後は野となれ山となれ」
といった気持ちでいる方が良いのではないでしょうか。


子供に最低限こう育ってほしい
という芯のようなものがあれば、あとは雲のように風任せで。


形も自由に変えて漂う。

でも、なぜかいつも近くにいるような子育て。

それが良いのかなと思うのです。


どうせ子育てはこうしなければと先読みしても
思うようにいかないものです。


思うようにいかなくても
結果として良かったなということは
たくさんあるはず。


子育ては思い通りにならないもの。


そう覚悟して、
肩の力を少しだけ抜いて子育てをしてみてくださいね!

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