2018年10月8日月曜日

子供へのご褒美は良いか、悪いか?

何かを達成したときに
褒美を与えてはいけない。
褒美が無いとやらない子になるから。


そんなことを聞いたことありませんか?
私もかなり教育書を読んできましたが、
このご褒美のことを外的動機と呼び、
内的動機よりは劣っているとされる意見が多々ありました。


日本人の子育ての特徴として、
右へ左へと大きく傾きすぎる
ことがあります。


内的動機が良いか、外的動機が良いか
という二択ではなく、
どちらにもメリットがあるのでは?
と考えてみる
のも良いのではないでしょうか。



ある本でこんなことを読んだ記憶があります。

韓国初のメジャーリーガーになった朴投手は、
はじめ野球の練習をうまくやると、
ヌードルをもらっていました。

朴選手はそのヌードルが欲しくて練習を頑張っていたそうです。

でも、いつの日か、自分からメジャーリーガーになりたい
という夢をもつに至ったそうです。

きっかけはご褒美などの外的動機であっても、
成長していくにつれて、
自分なりの面白さを発見し、
夢をもち、内的動機に変わっていたという例もあるのです。


だから、外的動機が良い、内的動機が良いと二択にするんじゃなくて、
どっちも正解になる可能性があって、
自分の子にはどちらが今必要なのか?

ということを見極めるのが親の役目なんじゃないでしょうか。


ご褒美が良い。ご褒美がだめ。
そんな簡単に割り切れるものじゃないんですよね。

子育ては奥が深いです。

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