2018年10月12日金曜日

テストの結果を叱るより大切なこと

結果を批判しても
あまり効果はない。

プロセスは結果手前の
コントロール可能なところなので、
効果は絶大です。

子育てでよく起こりがちなのが、
テストの結果に対して、
ガミガミ言ってしまうことです。

波平さんとカツオのような感じです。

もちろん、親は子供が勉強をもっとできるようになってほしいから叱るのです。

でも、カツオはずっと変わりませんよね?
漫画だから。。。

ではなくて、結果だけを怒鳴ったって、
次の結果を変えることは難しいんです。

もともと、その結果を出しているのは、
日々の生活のプロセスにあるので、
そこに働きかけない限り、
結果は変わらないんです。

勉強時間は適切なのか?
ここはコントロールできるところです。

やっている内容の質は高いのか?
ここを見るのは難しいですが、
ノートや間違えの様子を見れば、
ある程度は伝わってくるものです。

集中力は高い状態か?

カツオのように自分の部屋で勉強しているようなら、
親は集中しているかチェックしづらいです。

だから、最近はリビングで勉強するのが良いという風潮があるのです。

結果は、プロセスを分析するために使うべきものであって、
叱責したって何も変わりません。

変わらないばかりか、
親子関係まで悪くなります。

不毛な叱責をするより、
問題解決のための具体的な話し合いをする。

これが結果を変えるために
とても大切な視点なんです。

もし、波平さんみたいな子育てに
なりがちな方がいたら、
次回、子供がテストを持って帰ったときは、ぐっとこらえ、
日常のプロセスのどこに問題があったかを一緒に話し合ってみてくださいね。

きっと今までより、
意義ある時間になると思いますよ!

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