2018年8月8日水曜日
子供が引きこもりになる理由
子供たちを愛するがあまり、
自分たちがしてきたような失敗してほしくないですし、
何とか安全な道を歩いてほしいと願う親は多くいます。
でも、子供たちが失敗を避け、
安全を得るための親の手助けは一時的には
子供たちを快適な状況に導くことができるでしょう。
では、親は一生をかけて子供の手助けをし続けることができるのでしょうか?
思春期を過ぎ、
子供たちが成熟してくればくるほど、
親からは離れていくという事実があります。
そこからは「自立」する必要があります。
今まで手助けしてもらって
安全な道ばかりを歩いてきた子たちは、
ここで大きな壁に出合うことになります。
しかも、助けてくれる人はいない状況。
安全な道ばかりを歩いて来たため、
サバイバル能力が限りなくゼロの状態。
危険なジャングルを進むより、
安全な場所に留まることを選ぶ。
多くの引きこもりが生まれる背景には
過保護な子育てがあるといわれています。
子供を愛することは
どの親にも不変的なことですが、
愛し方を間違ってしまうと、
子供たちの将来に大きな障害を生むことになるので
注意が必要です。
愛しているからこそ突き放す。
時にはそのような育て方も大切になります。
過保護と放任。
どちらかに大きく偏るのではなく、
両方を併せ持つ子育てが子供にとってはより良いのかな
と思うのです。
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