2018年6月21日木曜日
子育てを成功に導く「信頼関係」
私が考える子育てというのは、
氷山のようなものです。
子供の教育に熱心な方は、
この氷山の一角、水面から出ているところだけを見ています。
なかなか子供が思うように
話を聞いてくれず、
途方に暮れている方もいます。
反抗期かな?
なんて言葉も聞こえてきそうですが、
反抗期という簡単なくくりで終わらせるのではなく、
次のことに目を向けてもらえたらなって思います。
氷山には水面下に見えている部分の何十倍もの氷が隠れています。
子育てでは、この隠れた氷が大切になってくるのです。
隠れた氷の部分があるから、
水面の氷は水面に顔を出すことができます。
ということは、
この水面下の氷をどう育てたらよいのか?
ということが子育てのヒントになります。
水面下の氷とは「信頼関係」です。
子と信頼関係が築けていない親が、
どれだけ子供に指導しても聞くわけがありません。
例えるなら、
毎日子の顔も見ることなく、
土日はゴルフをしている父親の言うことは、
子供は聞かないということです。
信頼関係とはどうやって築けるのか。
それは、たわいもないことを通して
一緒にいる時間を増やすことです。
血のつながりとかではなく、
一緒にいる時間が信頼関係を深くします。
たわいもない話。
一緒に遊ぶこと。
そんなことを通して徐々に親子の信頼関係は太くなり、
その太い信頼関係があるからこそ、
はじめて親が教えたいことを子は聞いてくれるようになります。
子育ては氷山に似ている。
覚えておいてほしいことです。