2017年12月19日火曜日

生きているだけで嬉しい思う子育て



「生きているだけで丸儲け」
これは私が大好きな明石家さんまさんの言葉です。


さんまさんの笑顔を見ていると
こっちまで幸せな気持ちになってくるので、
とても大好きな芸人さんの1人です。
いや、芸人という枠を超えて好きな人です。


何か悩みごとなど辛いことがあるときは、
さんまさんの動画を見ると肩の力がふと抜ける気がします。


私も5年生の親として子供を育てていると、
時にイライラすることがあります。
でも、そのイライラの元をたどってみると、
自分の期待の大きさが見えてきます。


その期待はどこから来ているかというと、
過去の自分だったり、周囲の子どもたちだったりと
比較することから生まれていることがありました。


しかし、その比較から生まれた期待は、
本当に我が子にとって必要な物差しとなるのだろうか?
と悩んだ時期がありました。


未来に正解はない。


未来にこれをしたら良しという正解を見つけることは
とっても難しいことです。


でも、一つだけ正解があるとしたら、
愛情なんじゃないかなって思うんです。


親が子を愛していて、
子が親を愛している。


ただそれだけは、揺らぐことのない真理な気がしています。


それにも関わらず、
細かい比較で我が子を叱る機会が増えてしまい、
お互いの関係が悪くなりそうな雰囲気があるのは
とってもさびしいことだと感じました。


そんなとき、ふと頭に浮かんだ言葉が、
「生きているだけで丸儲け」です。


我が子が生まれたとき、
元気に育ってくれたらいい。
ただそのことだけを期待していました。


子どもが存在してくれるだけでOK。


でも、成長するにしたがって、
あれもこれもと期待をかけ始めていたのかもしれません。


決して悪いことではないでしょうが、
それが親子の関係を悪くするくらいなら、
少し立ち止まって考えるべきなんだと思いました。


別に説教じみたことを言いたいわけではなく、
自分が子どもと接していて感じたことです。


生きているだけで丸儲け。


教師として私が教える子どもたちも
細長く真っ直ぐ最短距離ではなく、
曲がりくねって紆余曲折でもいいから
太くしっかりした根を張って、
生きてほしいなと思います。


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