2017年7月5日水曜日

子どもの光を見るか闇を見るか。

人は物事を自分の価値観を通して
見ています。

それは時にはメガネに例えられたりします。


具体的には、有名な話ですが、
目の前に1つのコップがあり、
そこに水が半分入っていたとします。

事実はこれだけ。


それにも関わらず、
砂漠をさまよう人にとっては恵みの水になり、
居酒屋の飲み放題の会場にいる人にとっては
見向きもしないたった半分しかない水です。


人は自分の価値観(メガネ)を通して
現実を見て、理解しています。


これは子育てについても同じことが言え、
ゲーテの言葉が分かりやすいので
紹介します。


-------------------------------
現在の姿を見て接すれば、
人は現在のままだろう。

人のあるべき姿を見て接すれば、
あるべき姿に成長していく
だろう。

                        ゲーテ
-------------------------------

目の前にいる我が子を
自分のメガネを通してみていることがある。


もし、子どもの悪いイメージばかり先行していれば、
悪いところばかりが目につくようになります。


もし、将来が楽しみで、
きっと良く育っていくだろうと思いながら接していけば、
子どもの良いところが目につきやすくなる。

その結果として良い子として育つ。


もちろん、子育ては
そんな簡単にいくことではありませんが、
一つの真理を表している言葉だと思います。


良くなるというイメージがあれば、
きっとそのようになるように
自分もいろいろな子育てに関する情報を
集めるようになるでしょう。


悪いと思い込んでいたら、
そのことを証拠づける情報ばかりを求めるようになるでしょう。


子育てをするとき
自分は子どもの光を見るか闇を見るか。


私たちに問いかけてくれるのがゲーテの言葉です。

関連記事