高知県のこども詩集から
小学1年生の詩です。
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きょうは あさ はやくから
べんきょうを した。
みんな やった。
これは きっと ほめられると おもった。
どんなに ほめられるのかなあと
おもった。
ほめられたら いいのになあと
おもった。
にこにこして、
おかあさんに 見せたら
おかあさんは、ほめてくれなかった。
「土よう日の ぶんも しなさい。」
と はんたいに おこった。
わたしは なきました。
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解説をする必要もありませんね。
頑張って宿題をやった。
確かに明日の分もあるでしょう。
だけど、こんな言葉をかけてしまえば、
子どもは次は手を抜きながらでも
ゆっくりやろうと思います。
頑張って早く終わらそうなんて思えません。
でも、この様な親は、
きっと遅くやったらやったで
遅いと叱るのでしょうか。
早くやれば次のをやれ。
遅ければ叱る。
行くも地獄、帰るも地獄。
子どもたちは
こうやって勉強が嫌いになっていくのですね・・・