2017年7月30日日曜日

叱ると怒るはまじりあっているもの。

叱ると怒るは違う。


こんなことは
ちょっと子育てについて
本を読んだり、情報を収集すれば
見聞きする言葉ですよね。


でも、叱ると怒るは
そんな簡単に割り切れるものではなく、
難しいところは
両者が水色が濃紺に移り変わるように
微妙な境界線があるから難しいのです。


はじめは冷静に叱っていても、
叱っている途中に
どんどん気持ちがエスカレートしてしまい、
さらにその気持ちに子どもが悪く反応する。

その子どもの反応に
親はさらにエスカレートしてしまい
気付いたら怒鳴っていた。


そんなことが起こり得ます。


叱ると怒るはピタッと境界線があるのではなく、
叱るから徐々に怒るに変わることがあるのです。


感情的に子どもを怒ったとき、
子どもの心には反発心が起ります。

しゅんとしておとなしくはなるかもしれませんが、
決して大切なことは学んでいません。


ただ、怒りが過ぎるのを
おとなしく待つだけです。


怒りは子育てにとって
親にとっても子にとっても
全く不毛なものです。


でも、そのことを知っていたら、
怒りを防ぐことができます。


それは、一回子どものそばから離れることです。


自分が感情的になっているな
ということがわかれば、
そのままのテンションで怒るのをいったんやめる。


自分1人になれる場所に行ってください。


さらに良いのは携帯に
子どもの幼少期の写真を入れておくことです。


1人になったとき、
その写真を見てください。


ふと心が落ち着くはずです。


それからまた話しても遅くはないはずです。


叱るから怒るの段階に進んでいるなら、
一回怒るのをストップして、
もう一度仕切り直す。


少しでも子育てのヒントになれば
うれしいです。
では。


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