2017年7月17日月曜日

親は選べないけど、どんな親になるかは選べる

親は選べない。

私たち親も子供時代があり、
私たちの親が完璧な親かといえば、
もちろん各ご家庭で疑問があるかと思います。


私だっていろいろ不満を抱えた経験があります。

ただ、今親になり、大切にしている考え方は、
親と自分は関係ないということです。


これは冷めきった考え方ではないですよ。

親のスタイルと自分の子育てのスタイルは違っても良い。

親の家庭環境の作り方と
自分の家庭環境の作り方が違っても良い。

そういう意味での関係ないということです。


ときどき、テレビなどで出てくる親子のVTRで、
このようなことを聞くことがあります。


私は親からこう育てられた。
だから、ついつい私も親と同じことをしてしまう。。。


でも、ここには間違ったことがあります。


例えば、片親に育てられた子どもの中に
グレる子がいれば、グレない子もいます。


また同じ親のもとで育っても
グレる子、グレない子と別れます。


結局は、親の影響を受けてはいるものの、
最後の決断の部分は自分がレバーを握っているんです。


電車で言えば、
線路の切り替えレバーを握っているのは自分だ
ということです。


今までの経験に沿って列車は走ってきますが、
最後の最後でレバーを変えるかどうかは自分のさじ加減


親のせいにしてはいけないんだと思います。


また、親のせいにしていたら、
何も変わらないんだと思います。


もし、自分が親からされてきて、
嫌なことがあったのだとしたら、
自分の代で終わりにするという決意で
子育てにのぞむことはできます。


もちろん、
長年、親と同じ線路を走ってくれば、
まっすぐそのまま行く方が楽です。


だから、楽する理由として、
そのように育てられて
ついつい同じようにやってしまう
という言い訳がくるんだと思います。


本当にそれでいいのか。

自分でレバーを握っていることを
忘れてはいないか。

そのことに気づく必要があるんだと思います。


子育ての見本は確かに自分の親です。

本やテレビなどで違う見本も
少しは覗き見ることができますが、
やはり親の影響は大きい。


でも、最後の最後で
その大きい親の影響から逃れるための
レバーを自分がもっている。


そのことを忘れずに
子育てをしてほしいと思いますし、
自分もそうして子育てをしていこうと
決意しています。

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