2017年5月31日水曜日
子どもに好かれようとする大人について
子どもに好かれようとする大人ってけっこういるんですよね。
ちなみに私は子どもに好かれたくはないのか?
「好かれる」と「好かれない」の
どちらかを選べ!
そうと言われたら、
もちろん「好かれる」を選びます(^^;
が、そうは簡単に行かないのが教育者であり、
親であると考えています。
子どもを馬鹿にするつもりは全くありませんが、
事実として認めなければならないのは、
子どもはまだ未熟であり、
大人より動物に近い存在であると。
生まれてきて、
何も知らない子どもだからこそ、
未熟であり、動物的です。
自分たち大人も通過してきた時代なので
おわかりの通りだと思います。
子供たちが未熟で動物的だからこそ、
私たち大人は子供たちを正しい道に導く役割を責任を担っている。
未熟である子どもたちが
成熟した大人になるためには
橋渡しをする役目を誰かが担う必要があります。
野生と人間社会は違い
自然に大人になるにしては、
人間社会は複雑すぎます。
私たち大人がその橋渡しを果たす必要があるのです。
「子どもに好かれたい」という思いを
最優先にしてしまうと、
子どもたちを正しい道に導けない甘さが生じることがあります。
子どもたちが間違ったことをしたときに
いちいち口うるさい大人がいれば、
子どもは疎ましく思うでしょう。
でも、私たち大人は
子どもたちに好かれるという小さなことより
子どもたちが将来幸せになるという
大きな目標を達成するためには、
大人が子供にとって好かれない行為をすべきこともあるのです。
だからこそ、私個人としては、
あえて子供たちに嫌われるような導き方をする必要はありませんが、
いざ必要であれば、子供の目の前に立ちふさがる
厄介な大人になる覚悟はあります。
親であり、教師であるからこそ
こう思っているわけですが、
このことは、どんな大人にだって
必要な考え方だと思って書きました。
参考にしてみてください。