2017年5月15日月曜日

会話が超少ない親子関係を打破する


たくさんの子育てをする親子を見てきました。

かなり悪い方向に進んでいなと感じるのが、
会話が一方通行の親子です。

一方通行ならまだ良い方で
会話がほとんどない状態の親子もいます。
親子の会話が少ない


幼少期の子どもは
本当に良く話します。


なぜ?どうして?


親子の会話は双方向でした。
むしろ、子どもの方が多いくらい。


それがどうして一方通行になってしまうか。


その原因の1つは、
親の感情的な対応です。


子どもから何か言葉が発せられたとき、
自分の意図に沿っていなければ、
感情的にさえぎってしまうという行為です。


そんなことを無自覚でしている人は
とっても多いものです。


例えば、
「今日学校でA君が先生から怒られていたんだよ。」

なんてたわいもない会話ですが、
そこで
「どうしたの?」
とさらに子どもが話す機会を与えればよいのに、
「それはA君が悪かったんでしょ。」
と勝手にジャッジして、
会話を終わらせてしまう。



子どもからしてみたら、
何も状況がわかってもいないのに、
裁判官のようにジャッジする大人を見て、
信頼できるでしょうか?


いつか自分も理由も聞かれず
思い込みでジャッジされる恐怖を
1mmでも感じてしまうのです。


子どもの信頼をなくす行為を
積み重ねていけばいくほど、
子どもは親に何も話さなくなる。


最後の最後は、
学校で何があったの?
と聞いても
「別に」
としか答えてくれなくなるのです。


だからこそ、
親が子育てで注意しなければならないことは
自分の意図から外れていても、
すぐにジャッジしないということ


子どもの会話を
親の意図ではなく、子どもの意図を大切にして
しっかり聞いてあげる。


そんなことを積み重ねていけば、
子どもが成長してきても、
しっかりと対話できる関係になります。


子育ての参考になれば幸いです。

関連記事