2017年3月30日木曜日
親の意見を聞かなくなる子どもの原因
小学生のころの教育はとっても大切です。
中学になって、親の言うことを聞かないという
相談を受けることもあります。
実は多くの問題は、小学校時代からあって、
でも目に見えるほど濃くなかっただけなことが多いんです。
中学になって、
ちょっと反抗的になってくるときに
始めて目に見えるほど濃くなってくるんですが
その濃いときには
ちょっと取り返しがつかないことも多いんです。
親の言うことを聞かないことには
色々原因がありますが
ざっくり2つだけ書きますね。
1つめは親の言うことに意味を感じていない。
小学生より論理的な思考ができるようになる中学生。
親に対して偉そうな発言をし始めるものです。
一応、中学生なりにしっかり考えていますので、
親の言うことに、しっかり筋が通っていないと、
反抗するものです。
ただし、ここで大切なのは、
親は心の中では筋は通っているんですが、
それは自分の中のことであって、
子どもの中で筋を通してあげる必要があるんです。
2つ目は、親の言うことを聞かなくても
問題が無かったという経験。
例えば、ゲームは30分と決めたとします。
で、子どもが40分したとします。
その時の対応が、その後の子どもの行動を決めます。
注意して、ストップします。
が、10分オーバーしても
これくらいの注意で済むのか
という経験値を溜めることになります。
だったら、はじめから40分というルールに
しておけばよかったのです。
40分と決めても、きっと10分オーバーするでしょう。。。
もし、ルールを決めるなら、
破ってしまったときのことも
合わせて決めておかなければ
親とのルールは
破っても問題ないものになってしまいます。
10分オーバーしたら、
次の日は20分になる。
そう決めるだけで、
親と一緒に決めたルールは
守らなければという意識が強くなります。
ただし、こっちで一方的に決めてはいけません。
ただ、ルールに従うだけの生き方を
教えてしまうことになりますので。
ブログなんで、
長くは書けませんが、
とりあえず、親の言うことを聞かなくならないために
2つの原因を書いておきました。
参考になれば幸いです。