2017年2月4日土曜日

仕事が忙しくても忘れてはいけない父親として大切なこと

仕事が忙しいときについついしてしまって
後悔することがある。



「ねぇ、パパ、これがね、こうでね。ああでね。・・・」



「うん。うん。そうなんだ。すごいねぇ。(抑揚のない感じ)」



家で仕事をしているとき、
子どもから話しかけられているのに
パソコン画面7割、子ども3割といった感じで
会話をしてしまうこと・・・。



はっと気が付いて
後悔するんですよね・・・
なんかかわいそうなことしちゃったなって。



子どもは別に落ち込んでいるわけでもないし、
普通に話してはいるんですが、
自分の心の中で
悪いことをしているなという自己嫌悪。



仕事は確かに大切。


でも、何のための仕事?


そんな後悔をしているとき
ふと考えるのがこのこと。



仕事そのものにも意義はあります。
お客さんに喜んでもらうためかもしれません。
世界を変えるなんてこともあるかもしれません。


でも自分の家族のためというのも
少なくとも仕事をする大きなウェイトをしめている。
これを否定できない人は多いのではないでしょうか。


私にとっては家族のため
というウェイトも決して無視はできない大きさです。



特に、我が子には笑顔で過ごしてほしい
と思いつつ仕事に精を出しているわけです。




にも関わらず、
子どもがお父さんと話したい
と思っているのに
仕事によって軽く話を受け流している状態・・・。



子どもに笑顔になってもらうために仕事を頑張り、
その仕事のために
子どもが笑顔になるチャンスを捨てるという矛盾。



そのことに気付いてからは
極力、よっぽどでない限りは
手を止めて話を聞こうと心がけています。



子どもが無邪気に親に話しかけてくれる時間は
そんなに長くはないんですよね。


小学校高学年にもなれば
もう距離ができはじめるのでしょう。



仕事も大切だけど、
人生において何を優先順位の1番にもってくるべきか。


そこを見失ってしまって生きるのは
ちょっと寂しいなと感じるわけです。



お父さんが自分に向き合ってくれたという記憶が
子どもの心の中には強く残るものです。


どうして言い切れるのか。


自分の心の中を覗いてみて
親父との記憶は何だろう。。。
と考えたときに見えてきました。


キャッチボールをしてくれた記憶。
将棋をしてくれた記憶。


何かを買ってもらったり、
どこかに連れていってもらった
ということじゃないんですよね。



しっかりと向き合って
過ごした時間が記憶に残っているんですよね。



父親として仕事で家族を支えるのは
とっても大切なこと。



でも、そのことを第一優先にし過ぎて
子どもとの貴重な向き合う時間が
無くなっているとしたら
人生を振り返ったときに
きっと後悔として残るのかなと思います。



本当に大切なことは何なのか。
それを見失うことなく、
子どもと向き合う心を忘れずに
生きていたい。


難しいときも多々あるのですが・・・


できるだけということで^_^;


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