2016年12月13日火曜日

大量プリント学習で子どもの思考が停止する危険性

大量プリント学習で思考停止


勉強するとはどういうことか。




ここを間違えてしまうと
子どもたちは成長して苦しむことになります。




〇〇式といったプリント学習の塾があります。



多くの子が通っているから
といった理由で通わせるのは危険です。



家庭で簡単な問題集を買って、
量をこなす勉強をさせることも危険です。




公式を覚えて、
パターンを覚えて、
ただ量を繰り返す勉強をしていると
その時の頭は思考停止していることが多いのです。



そのような勉強を繰り返してきた子に限って、
ちょっとひねった問題になると
「解いたことがありません」
なんて平気で言うのです。



この様な発言をするということは
勉強の仕方を間違ってとらえてしまっている証拠です。



見たことない問題以外の
パターンの中から少しでもはみ出したら
解けないと判断してしまうんです。




本来、応用問題とは、
公式を使って解けますが、
公式の使い方を工夫する必要があります。



パターンからはみ出してることを
パターンを組み合わせて
角度を変えて考えるのが勉強です。



なのに、パターンに入っていないから
解き方を教えてくださいという状態では、
これからあらゆるパターンを網羅するために
さらなる量をこなす必要が出てきてしまうんです。



だからこそ、
今お子様がやっている勉強は
思考停止のパターン学習になっていないか
ということが重要です。



大人になったとき
指示待ち族とはまさにこのような
パターン学習の結果として
与えられたわかりやすいことしか
解決できない状態になってしまっているグループを
差して揶揄されています。



お子様の教育をされる際、
ぜひ参考にしてみてください。

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