2016年11月8日火曜日

人生を短距離の様に猛ダッシュする子どもたち。長距離です。

TBSのオールスター感謝祭。



赤坂マラソン。




そこに安田大サーカスの
団長が出場しています。




走り始めた途端、猛ダッシュ。



しばらく1位を独走しますが、
途中で失速して
あとはほぼ歩くようなスピードで
苦しみの顔で走り続けます。



この姿を見ていると
今の子供たちを重ねざるを得ません。


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小学校の頃から
進学塾で競争、競争。
土日も塾。
夜中まで塾。



そうやって猛ダッシュをして走り続けます。



何のために走っているのかも知らず。



そして、1位を目指して難関大学にゴールします。




そこがゴールだと思っていた子は
完全に走るのをストップします。




そして、惰性の様に大学生活を送ることになります。
高い学費を払いつつ。




猛ダッシュし続けたつけがきます。



もう走る気力はありません。
走る意義もありません。



歩いていますが、
もうすぐ事実に気づきます。



大学を卒業したとき、
実はそこがスタートラインだったということに。



果たしてこれから走り続けることができるのか。

人生はマラソン



そもそも、このマラソン大会で良かったのだろうか?



自分は本当は違う大会で走りたかったのかもしれない。
が、大学4年を迎えるころには
そんなことなど考えている余地はない。



また、今まで投資してきた時間、得た学歴がある。
これを捨ててまで
違うことをする勇気をもてる人は少ない。



だから、その道で見える範囲でしか
未来を考えることができない。




今の子どもたちの中には
この様な生き方をしている子が多くいるものです。



もう一度、今のダッシュは幸せに続くのか
考えてみる必要があると思います。

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