2016年10月19日水曜日

これから親になる人へ【自己犠牲の精神】

親になるとはどういうことか。


もしかしたら、
これから親になろうという人も
このブログを読んでいただいているかもしれません。


そこで、親の心境はどんなものかの一例を書きますね。


私は子どもの頃ムカデに噛まれたことがあります。
ただただ痛く、泣いていました。
何も考えることができません。


では、親になった今、ムカデに噛まれたら
どういう心境になるか。

我が子が先に噛まれなくて良かった。


嘘偽りない心境です。


これが子供ができて親になるということなんだと思います。

簡単に言えば
自己犠牲。


子どもを育てるということは
自己犠牲の上に成り立っています。


決して強要しているわけではありませんよ!
私はそうだと思っているだけです。


チーターの狩り


猪がチーターに狙われる。

一番弱い子供が捕まる。

その瞬間、子と一緒に逃げていた親猪が
急に向きを変えてチーターに突進していく。


そんな場面をテレビで見たことがありませんか?


人間のような高度な頭脳をもっていなくても、
動物界も親は自己犠牲で子を守るのです。


親になると本能的に自己犠牲の精神が
芽生えてくるのです。


でも、人間の親の中には自己犠牲の心が芽生えず、
自分の欲求を優先している人もいるようです。


パチンコの駐車場に止めた車の中に
子どもを放置して死なせてしまうなんて事件は
毎年のようにありますよね。


ヤンママと言われる人たちが
夜のファミレスに集まって、
子供たちが11時になっても眠らせてもらえない
なんて場面は私も見たことがあります。


親は自己犠牲で成り立っている。


その自己犠牲の最もたる存在は母親です。


子供は母親が自分のことを後回しにして
自分のことをしてくれている場面を
何回も何回も目にしながら大人になります。



だから戦時中の神風特攻隊に選ばれた方が、
父親ではなく母親に遺書を残すのでしょう。


これから親になるみなさんは
ぜひ自己犠牲の覚悟をもっておいて欲しいと思います。


自分のやりたいこともたくさんあるでしょう。
でも、親という役割を担ったならば、
未来を生きる子供たちにバトンパスをする時期に来ているんだ
という自覚をもって欲しいと思います。


本気で正面から向き合うなら、
どんなことより子育ては素敵なことですから。

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