2016年9月5日月曜日

子どもは親の真似をする。


人間は真似をする生き物。




脳の中にはミラーニューロンという特殊な細胞があります。



その細胞は
相手の行動を見て、
それを自分も脳の中で真似をすることで
相手の行動の未来を予測したり
相手の行動からの感情を理解したりすることに
役だっています。




人間の脳の性質から
相手の行動の真似をしてしまうのです。



子どもにとって
一番真似をしてしまう存在が親です。



無意識にミラーニューロンが
視覚から入った親の行動を真似するんです。



例えば、
食事を食べ終わった後に
親が食器を片づけていなければ
子どもも真似をして片づけません。



親が本を読まず、
ずっとテレビを見ていれば
子もずっとテレビを見ます。



親がだらだらした生活を送りながら
子どもには時間を守れと言っても
当然無理なわけです。



無理だからこそ毎回厳しくするしか
方法がなくなってしまい、イライラが溜まります。



しかも、ミラーニューロンで
子どもにもイライラは伝染します。
家族にも。



叱ることが多くなって
子どもの行動が改善しないと困っているとき、
ふと立ち止まって

「他人の振り見てわが振り直せ」


まずは辛い作業ですが
自分の行動は
子どもにしてほしい行動になっているかを
チェックしてみてくださいね。

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