2016年9月2日金曜日

【自己評価の低い子の増加】子どもの自己評価を高める子育て

自己評価って言葉は有名でご存知かと思います。



自分を高く評価するのか、低く評価するのか。
自己評価は自信の源になるものですよね。



自己評価が高ければ、
自分はできると思い込みやすいので、
新しいことにも挑戦しやすいです。



自己評価が低ければ、
自分なんて無理だと思って、
何事もしりごみしてしまって挑戦しづらいです。



子育てにおいては
子供の自己評価は高めてあげた方が良いですよね。


ということで、
今回は子供の自己評価を高める子育てについて説明しますね。


人は思い込みのせいで、見たいものしか見えていない

時計のぞろ目

どういうことかと言いますと、
時計でぞろ目を良くみる!


そんな話を聞いたことがありません?
ご自身でもあるかもしれません。


ぞろ目をよく見るから何かあるかも・・・


なんて意味ありげに考えてみたり。


でも、本当にぞろ目を良く見ているのか?
とちょっと考えてみてください。



どう考えても時計を見た回数に比べて
ぞろ目を見ている回数は少ないですよね。



ぞろ目ではないときだって時計を見ていたはずです。



たまたま1回ゾロ目を見たことで、
ぞろ目が気になっている心が出来上がっていたんです。


で、その気になった心の状態があったからこそ、
2回ぞろ目を見たら、
もう何かの意味をそこにつけてしまうんですよね。


何かあるんじゃないか・・・


で、またゾロ目を見るかも・・・なんて考えてしまえば、
もうぞろ目を見たがっている心が完成です。



時計が気になって仕方がない。
で、時計をちらちら見ているんだけど、
見ていることはそこまで意識していません。



それだけ見ていたら、ぞろ目も見ますよ(^^;
そして、見れば、「ほらね!」となるわけです。



人ははじめの強い印象が影響して
自分はぞろ目を見やすいと思うと
ぞろ目を見た記憶ばかりを都合よくつなぎ合わせて記憶してしまいます。


ぞろ目ではないときに見た時計のことは
忘れてしまっているのです。


人は思い込みが強くなると
事実も曲げて見えてしまうんです。



子育てと関係ない話じゃないですよ。


子どもも同じなんです!


他人から
お前はダメだ。
何度言っても同じ間違えばかりする子だ。
どうしてこんなこともわからないのか?


などの強烈な自己評価を下げる言葉を浴び続けていると
自分はそういう人間なんだと思い込んでしまいます。


一度思い込むと、自分はダメな人間なんだ
という事実ばかりが目立って見えてくるようになります。


ぞろ目ばかり気になっている状態と同じです。


例えば、算数で難しい問題が解けても
偶然だと考えたり、
問題が簡単過ぎたんだと考えたりして、
自分の実力ではないと思って
できた事実はすぐ忘れやすい軽い記憶に。



で、逆に間違えたときは
自分はダメだ・・・
と強烈に記憶します(^^;


自分で落ち込む方に、落ち込む方に感情をもっていき、
いつまでも引きずってしまいます。


自分の自己評価が低くなり、
自信が無くなってしまっている子は、
その低い自己評価が正しい評価だと思えるような
悪い事実ばかりを
見たり考えたりするようになるのです。



だからこそ、
子育てをするときに大切なことは
子どもたちにプラスの言葉を浴びせて
自己評価を高めてあげることなんです。



自己評価の低い子供たちが見逃してしまっている
「実はできている」という事実を親がしっかり見逃すことなく
やればできるんだよということを
伝えてあげる必要があるんです。


全ての子供たちが
自分はできるんだ!と信じて生きてくれたら
未来はもっともっと明るくなるはずです。



ぜひ、自己評価を高める場面がきたら
すかさず褒める、認めてあげられるよう意識して
子育てをしてみてくださいね!

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