2016年8月19日金曜日

夫婦関係に不満がある方へ



夫婦関係については
教育の根源だと思っているんで
ちょくちょく書いています。

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他の記事もぜひ。




さて、芸能人の不倫、離婚が
ニュースを彩っています。



彩りは悪いですが。



そもそも、人はなぜ不倫、離婚をしてしまうのか。



「欲」がキーワードになります。


離婚


これは夫婦関係だけでなく、
身の回りにも影響していること。



もっともっと。


この欲が刺激されることで
世の中の消費行動は促進されています。



この欲を刺激することは
夫婦関係でも同じで、
もっと良い夫、もっと良い妻
とパートナーに対する欲を高めてしまい
それと現状とのギャップに我慢できないことで
不倫や離婚が生じてしまう。



そもそも、結婚というのは
誰からか命令されたわけでもなく、
婚姻届を寝ている間にサインさせられたわけでもなく
自分の意思で決めたこと。



その時は絶対的に満足して結婚していたはずです。
欲は満たされていたはずです。



その満足感はやがて消えます。
ふつふつと欲が湧き起ってくるのです。



それは当たり前のことで、
自分の身の周りには同じような現象が溢れています。



新しい靴を買った満足感はもって数か月ですかね?



まず、根本的にパートナーは
自分がその時点で満足して決めた
という原点を忘れてはいけないと思います。



そして、次第に慣れが生じ、
見えない悪い部分が見えはじめ、
徐々に離婚の意識が芽生えてくるのかもしれません。



ただ、人間だから未来を想像することができることが救いです。



果たして離婚、再婚を繰り返したり、
浮気したりすることで、
そのパートナーへの満足感が
訪れることがあるのか?




隣の芝生は青く見えると言いますが、
Facebookで見かける仲の良い夫婦は
仲が悪いときは投稿していません。



私たちが知らないときに
不満を感じているはずです。



自分たちより関係が良さそうな夫婦を見て
憧れを抱く必要はないんです。



無い物ねだりという言葉があるように
私たちは自分が持っていないものを
羨ましく思う傾向があるもの。



どんなに理想を追い求めても
相手の悪い部分を見ている自分がいる限り、
一生満足がいくパートナーは見つからないんだと思います。



どんなに浮気を繰り返しても
もっと強い刺激を求めてしまい
きっと終わりはないんだと思います。



だから、夫婦間において考えるべき
大切なことは
相手に何か望む前に
自分の視点を変えることができないか
というところです。



マイナス面、足りないこと、不満なこと、
そこばかりが目につくと
雪だるま式に悪いところが目につくようになるもの。




だからこそ、
一回リセットする気持ちで
結婚当初の写真でも見て、
あの頃は絶対に満足して結婚していた自分を
思い出すことが大切です。



そして、再び、100%の満足を求める自分には
ひょっとして改善すべき強欲さがないか?
と自分を振り返る。



そして、足りないことを見つけようとするのではなく
足りている部分を見つけるように努力する。



簡単ではないと思いますが、
これから先、ずっと一緒にいるパートナーだからこそ
試みても良いはずです。



夫婦関係に不満がある方は
ぜひ、自分の視点を変えることを
挑戦してみてくださいね。




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