2016年7月29日金曜日
夫婦関係が子育てに与える影響とは。
人が我慢できる量には限界があるという説もあります。
我慢は脳内の特定の箇所を使い、
エネルギーを消耗するため枯渇することがある
なんて言われています。
もちろん、十分な睡眠や
完全なリラックスで回復はするようです。
が、社会生活を営んでいると
消耗する量が回復に追いついていない感がありますよね。
自分の生活にあてはめてみても
仕事から帰ってクタクタになっていると
テレビを思うがままに見てしまったり、
ネットサーフィンをしてしまったりと
確かに自制心が低下している自分に気づくことがあります。
これは子育てにも言えることです。
日本人は夫婦関係が悪くなっている家族が
多くいるようです。
テレビで見た情報なので正確かどうかは
わかりませんが、
世界の夫婦の中で夜の営みが
一番少ないのが日本だということも
夫婦関係の悪化を表している一部なのかもしれませんね。
しかもこんな本が一時期話題になったことがあるくらいです・・・
⇒夫に死んでほしい妻たち (朝日新書)
夫婦関係の悪化は夫の仕事のし過ぎで
会話が少なくなり、
意思疎通がうまくとれていないことが原因だったり、
お互いの小さな不満が積み重なり、
何をするにも耐えがたくなったりしていることが
多いようです。
価値観の不一致を
そのままの状態で放置することで
どんどん雪だるま式に大きくなってしまう。
そうして大きくなった不満を我慢している状態では
日々、かなりのエネルギーを消耗していることに
なってしまいます。
そのエネルギーを消耗した状態で
我が子に向き合ったとき、
ちょっとしたことに対しても
我慢が効かなくなるということがあるようです。
子育ての本をたくさん読んでみたり、
情報を収集することも大切ですが、
根本のところで我慢するエネルギーが低下しているのであれば、
教育技法うんぬん言う前の段階で
子育てで後悔する行動が多くなりがちになります。
ちょっとしたことで
イライラしている親の表情や態度は
子どもに絶対に伝わり、
そのことが与える影響は
子どもの自己肯定感の低下など
あらゆるところに出てきます。
まずは家族の基本となる
夫婦関係を良くすることを
子育ての大切なポイントとして
意識してみるのも良いかもしれませんね。
ただ、そう簡単にはいかないものだから
困りものですが、
自分の意思をしっかりお互いに伝え合う
ということが大切になるかと思います。
日本人は言わなくてもわかるだろう?
という価値観が強くなりがちなので
問題が大きくなる前に
率直に思いを語り合うことが大切だと思います。
一応、1つの情報として
頭の片隅に置いといてください。
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