2016年5月1日日曜日

YOUTUBER(ユーチューバ―)~子どもたちが描く夢の変化~

子どもたちの夢も
時代の変化と共に変化してきています。



教育の現場で子どもたちの夢を聞いてみると
昔はなかったのに最近現れてきたのが
Youtuber(ユーチューバ―)があります。

YOUTUBER


もう少し成長をしていくと
ブログでノマドワーカーとして働く
などという夢も出てくることでしょう。



Youtuberと言うと
私たちが子どもの頃にはなかった夢ですし、
大人であってもどうやって稼いでいるのか
イメージしづらい職業です。


世の中にはありとあらゆる職業があり、
その職業があるから世の中が回っています。



大人の中にはYoutuberという響きに
良いイメージをもっていない人もいますが、
職業としては確かに存在していて、
存在しているということは
世の中から必要とされている職業となります。



なので、私はYoutuberになりたいという
子どもの夢も大いに良いと考えています。



夢をもつということは自由であり、
その夢を語った子どもを否定するということは
夢をもつことを否定することにもつながってきます。



ただ、子どもたちが成長するにつれて
Yutuberという職業についても
詳しく説明してあげることが
大人の責任としてあると考えています。



Youtuberとは基本的に
Youtubeに動画をアップして
再生回数を増やすことが大切です。



動画には広告を載せることができ、
再生回数が多ければ
その広告から収入を得ることができるのです。



子供たちに有名なのがヒカキンという人物で
ゲームやら商品やらを動画で面白おかしく紹介している人です。



では、子どもたちはYoutuberの名前を
いったい何人知っているのでしょうか。



有名な人はきっと数人だと思います。



このことからわかることは
Youtubeはパソコンがあれば
誰でも簡単に参入できる職業であり、
誰でも簡単に参入できるからこそ
稼ぐことが簡単でもあり
稼ぎ続けることが難しい職業でもあるということです。



生活できるほどの収入をもっている人は
Youtuberの中でも一握りであり、
さらに、数年後も収入を持ち続ける人は
その中でもさらに一握りであるという事実です。



そのことを知らない子どもたちは多いものです。



世の中にある職業は
存在している時点ですべてが
社会から必要とされているもので
否定はできない職業ですが、
必要とされ続けることには
どうしても頭一つ抜き出なければならないのです。



お子様の中にYoutuberを夢としてもっている子がいたとしても
職業として否定はしないでもらいたいと思います。


その職業を誇りをもってやっている人もいるからです。


ただ、もし目指すのであれば、
一回の動画が再生回数を伸ばすだけでは
生活をしていくことは難しく、
再生回数を伸ばし続ける動画を
複数世の中に提供し続ける必要があるということです。



そのためにはやはり情報発信の能力に長けている必要がありますし
世の中のニーズを読み取るセンスも必要となってきます。



Youtuberであっても
今やっている学業が決して無駄になるわけではなく
これから多くの人々が参入してくる職業分野であれば
なおさら自分を高め続けていくことが必要となるのです。


大人である私たちが子供の頃にはなかった、
そして今も存在していない職業が
これからますます増えてくることでしょう。


だからこそ私たち大人は
私たちが知らない職業だからと
子どもたちの夢を否定するのではなく、
その職業の根底にある必要な能力について考え、
必要であれば教えてあげることが大切だと思います。



教育現場で子どもたちが描く夢を聞きながら
私が感じていることなので
もし参考になればと思い書いてみました。



子どもの夢を応援しつつ
私たちも世の中に敏感になり
情報をアップデートしていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連記事