2016年4月29日金曜日

子育ては思うようにいかないもの。

子育てが自分の思うようにいかなくて
イライラしている親御さんもいらっしゃるかもしれません。



私もイライラすることがあるんですが、
根っこの部分ではこう考えているので
イライラはずいぶん軽い方なんじゃないかなって思います。


私の子育ての根っこの部分の考えとは


子育ては思うようにいかなくて当たり前。
ということです。



教育に熱心な方はどうしても
自分が思った通りにいかせよう!
と意気込んでしまいがちなのかもしれません。



愛情があるからこそなんですよね。



でも、思うようにしてやろうという強い態度というのは
愛情が根っこにあっても
子どもをコントロールすることに
繋がってしまうんじゃないでしょうか。



そんなつもりはないんでしょうけど、
結果としてはコントロールしてしまっているんです。
大げさに言えば子どもを支配しているということに
なってしまうかもしれません。



親の思い通りの道以外を許されないということは
子どもにとって非常に息苦しい状態です。



息苦しいからこそ反抗する子もいるでしょう。



でも強い親であればあるほど
反抗した子を力で抑えてしまいます。


すると精神的に弱い子は従順になっていきます。
怒られたくないから指示をされるまで
自分で考えて動けない方向に成長していきます。


自立とは全く反対の方向に進んでしまうんです。
良かれと思っていたにもかかわらず。


子育ては思うようにいかなくて当然。
というよりむしろ親が
思い通りにしようとしない方がよいのかもしれません。



私たち親の思い通りに育てるのではなく
子どもの意思をできる限り尊重した子育て
していきたいものですね。

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