2016年4月10日日曜日

小学校で戦いごっこ禁止?子どもの遊びに寛容な社会を・・・

私の子どもが1年生だったころです。



担任の先生から
学校で息子が戦いごっこをしていたことと
学年で戦いごっこが禁止になっていると
電話連絡を受けたことがありました。



自分が小学生だったころは、
グループをつくって戦いごっこをした記憶は
当たり前のようにあるんで
正直、そんなことを言われるとは思わず
驚いたものでした。

戦いごっこ


ただ、この様な流れは徐々に広がっているんでしょうね。




自分は小学校で戦いごっこは
当たり前にしていました。




時々強めに叩いてしまって喧嘩になりそうになることがありました。
だからこそ、みんなで
徐々にルールを作りあげていって、
ケガしない程度のスリル感で楽しんでいたものです。



戦いごっこが禁止になる小学校での
理由は様々あるようですが、
主なものは2点。




ケガする可能性があるということ。
保護者トラブルのものになる可能性があるということ。



実にくだらない理由だと思いませんか?



ケガになる可能性が高いものを禁止にするなら
跳び箱禁止にした方がよっぽど安全です。



戦いごっこでは致命傷になるほどのケガは起りません。
だからこそ、禁止にするのではなく
許してあげてもいいのではないでしょうか?



戦いごっこのように自分たちでルールを
どんどん作っていき、
想像力をフルに使える遊びこそ
子どもたちの生きる力を高めてくれるのです。



遊びというものはルールを作れば作るほど
子どもたちが必要とする想像力が低下します。


裏を返せば、
戦いごっこのように
ルールを自分たちで作り上げる遊びこそ
想像力を高めると言えるはずです。



また、保護者と保護者のトラブルを恐れて
戦いごっこを禁止にしなければならないのであれば
それは私たち保護者の責任もあるのかもしれません。



学校の先生をやっていたころ
次の様なことがありました。



子どもたちのちょっとしたトラブルなのに
親が重くとらえ過ぎてしまって介入することで
逆にこじれてしまうということ。



ちょっとしたトラブルに親が介入することで
保護者同士のトラブルになってしまい
学校にクレームとしてあげてくるということ。



この様なことがあると
戦いごっこを事前に禁止にしなければならなくなることにも
少しは理解できるところがあります。



理解はできるのですが、
戦いごっこの様に
子どもたちの想像力を刺激するものを
禁止にしてしまわなければならない世の中は
間違った方向に進んでいます。



私たち親が子どもたちの遊びに対して
寛容になって見守ってあげる心の余裕が必要です。




私も余裕をもって子どもを育てていきたいと思います。
子育ての参考になればうれしいです!

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