自分が食べる物に困っているとき、
他人を助けることができる人は
聖人君子と呼ばれるほど尊敬されることがありますね。
尊敬されるのはなぜかと言えば
自分が食べる物に困っているとき
他人を助けることができる人が少ないという
現実があるからですよね。
私みたいにふつうの人は自分が苦しんでいるときは
他人に優しくできないものですよね。
これは子育ても同じようなことが言えます。
例えば、夫婦喧嘩をしていて
気持ちがイライラしているとき、
子どもに対してもちょっとしたことで
イライラしてしまうことがあるものです。
また、仕事をしている人なら
何かの仕事の締切が迫っているときに
子どもから「ねぇ、何で○○なの?」
と質問されたとき、顔も見ずに適当に答えてしまう
なんてこともあるものですよね。
目を見てしっかり答えてあげるべきだとはわかっていても、
心に余裕が無いとそうできない・・・。
子育てには細かいテクニックはありますし、
そのような書籍も本屋に行けば山ほどあります。
でも、そのようなテクニックを身に付けるよりも
もっと大切なことは
子育てする人が心に余裕をもつ
ということなんです。
心に余裕をもって笑顔で子どもに接していれば
間違った子育てにはなりにくいものです。
いつも仕事で忙しい旦那さんであれば
子育てに直接関わる奥さんの心が健やかになることに
努めることが子どもの成長にも影響します。
他の子と比べ、少し遅れているわが子を見て
危機感をもって子育てをするのではなく、
「健康であればいいんだ。」
「大器晩成でいいんだ。」
と肩の力を抜いて子育てすることも大切なことです。
子育ては心に余裕をもつことが大切だということについて
書いてみましたが、今の自分の置かれている状況によって、
なかなか余裕がもてないことがありますよね。
そんなときは、一度子育ては最低限にして、
趣味などでリラックスしてみてください。
心のエネルギーが溜まってから
再び子供としっかり向き合ってみた方が
結果としてうまくいくものですよ。
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