柔らかいマックの商品が与える影響
マクドナルドが好きでした。
頻繁には食べさせてはもらなかったので
時々食べるとすごくおいしく感じたものです。
どうして頻繁に食べさせてもらえなかったのか。
しっかりとした説明をしてもらったわけではありませんが、
きっと健康面が理由だと思います。
健康に良いか悪いかはさておき、
マックで売っている食べ物って柔らかいものが多いですよね。
マックの様な柔らかいものばかりを食べていると
必ず顎の力が弱まってくるはずです。
最近の子は顎が細くなっていて
歯が生える十分な面積がなく
どうしても歯並びが悪くなってしまうらしいです。
人間は柔らかいものばかり食べていると
顎の筋力が弱まるんです。
それと同じことが子育てでも言えます。
子どもの能力をうばう柔らかい子育て環境
子どもたちが何かをするときに
大人が手を差し伸べて、
ハードルを低くしてあげてばかりいると
子どもの能力は低下してしまうんです。
例えば、靴ひも。
子どもが靴ひもを結ぶのは時間がかかります。
親がやった方が早いです。
でも、親がやっていれば
子どもが靴を結ぶという能力を獲得することができません。
片づけが苦手だという子どもがいて、
それを親が毎回整理整頓をしていては
子どもが整理整頓の能力を獲得することができません。
ちょっと宿題がわからなそうで悩んでいる。
悩み始めた瞬間から親が助けていては
子どもの考える力は低下します。
例をあげればきりがありませんが、
最近の子どもたちが
我慢ができなくなってきているという話を
聞いたことがありますよね。
これも同じことです。
我慢する前に
努力する前に何でも要求がかなってしまう
というマックのように柔らかい環境で
育っていれば、当然の結果として
能力は低下します。
使う必要がないからです。
私が教師をしているころも
必ず質問ばかりする子がいました。
質問することは悪いことではありませんが、
その質問内容に問題があります。
少し読めば書いてあるところを
質問してくることが多いのです。
自分で問題を読むという作業にすら耐えられないほど
耐久性が低下しているんです。
親が気を付けるべきこと
世の中が便利になって
何でも間でもらくになっているからこそ
我が子の環境に関しては
柔らかい食べ物ばかりあげているような環境にならないように
コントロールしていくことが大切だと思います。
子育ての参考になればうれしいです。
バンコク学習塾
代表 小川 一樹
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