2016年1月28日木曜日

自分の過ちを告白してきた子への接し方。

親として試されることがあります。


息子が計算ドリルの答えを見てやったと
自分からカミングアウトしてきたことがあります。



私は怒りませんでした。



悪いことは悪いと伝え、
なんで悪いことなのかを考えさせました。



計算ドリルは
自分の算数の力を高めるためにやるもの。
答えを見てやっても何も意味がない。



私にカミングアウトをしたということは
心の中に良い心があるから。

後悔する子



良い心があるからこそ
心の中に気持ち悪さが残り、
私にカミングアウトをした。



良い心と悪い心の戦い。



良い心の味方をしてあげないと
悪い心がどんどん大きくなる。



悪い心が良い心より大きくなり、
心の中を悪い心が支配する。



そうすると悪いことをしても
悪いとわからなくなってくる。



こうなるともうほとんど治らない。


今日、お父さんにカミングアウトしたことは
自分は良い心の味方をしたということ。


正直に行動できたことは嬉しいことだ。
でも、悪いことは悪いから
次からはわからなくても答えを見ずに
お父さんかお母さんに聞きなさいと
伝えました。



息子はスッキリした様子でした。
だから、良い心の味方をすると
スッキリするでしょ?と自分の心の動きも
良く覚えておくように話しました。



すると次の問題が湧き起ってきます。


学校でも気持ちがすっきりしないから
先生に言った方が良いかなと
つぶやいていました。


学校ではノートはしっかり判子も押され、
無事に過ぎさっていたことでしたが、
息子がそう感じるなら、
先生に言った方が良いと伝えました。



怒られるかな・・・と怖がっていたので、
怒られて来いと伝えました。



でも、お父さんなら怒らないから
先生もきっと怒らないのではないかな
と伝えました。



なぜそう思うか。



それは、悪いことは確かに悪い。
でも、正直に言いに来た子を怒ると何が起るか。



答えを見ないようにしよう!
ということを学ぶのではなく、
それ以上に強烈に学ぶことがあります。



何か悪いことがあっても
先生には言わない方が良いということです。



担任の先生はベテランなので
それくらいはわかっていると思うので
怒鳴ってしかることはないでしょう。



でも、もし怒鳴られても
それは悪いことをした自分が
受け止めなければいけないこと。



怒鳴られないとは思うけど、
怒鳴られることが無いとは言えない。



でも、自分がやったことなんだし
心がすっきりしないなら
怒鳴られることも
男らしく受け止めた方が良いと伝えました。



親として深く考えさせられたことでした。



子どもが自分がした過ちを正直に告白してきた場合、
何が悪かったのかを教えてあげる必要はありますが、
決して怒鳴らないで接してほしいです。


怒鳴ったあとには
悪いことを隠そうとする
悪い心が育ち始めます。



嘘をつく習慣はこのような
些細なきっかけから始まるものです。



少しでも子育てのお役に立てたら
嬉しいです。

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