2015年12月14日月曜日

個別面談を最大限に生かす姿勢とは



私が所属していたバンコク日本人学校の個別面談は
1人15分弱。



日本にいた時も個別面談なんてものは
本当に短い時間でした。



みなさんも個別面談に行って
わずか15分程度で話したことは
今でも記憶に残っていますか?



記憶に残っていない人って多いもんなんです。



なぜって、それだけ浅い話しかできていないから。


先生の人柄を見に行くなんてことも
面談では大切な要素かもしれませんが
もっともっと大切な要素があるんです。



自分は自分の子を色眼鏡で見ている。



冷静に客観的に見ているつもりでも
人間というものは身近なものほど見えないもの。

自分の見たいような色で見えてしまうんです。




また、子どもの家での様子と学校の様子はかなり違うもんです。



先生は我が子ではないからこそ
他人の子を客観的に冷静に見つめています。



その色眼鏡ではない目で見た
客観的な情報をもらいに行くのが個別面談です。



そのとき、大前提になるのが
自分は子どもを褒めるのが上手なのか
そうではないのかということです。



褒めることが上手な人は
学校での良かった点などは
あまり聞く必要はないでしょう。


いつも通りに褒めれば良いだけです。


学校で良かった点を聞くべき人は
我が子を褒めるのが苦手な人です。
学校で聞いたことをもとに
家に帰って褒めてあげたら良いのです。



では、褒めるのが上手な人は
個別面談で何を聞けば良いのか。



それは、学校で先生が感じた問題点と
改善に向けた課題点です。
そこにつきます。



私も先生をしていたからわかるのですが、
先生は10あることの数点しか親には伝えないものです。
しかもオブラートに包んで包んで伝えます。



なんでこんな回りくどいことをするのか。



みなさんが思っている以上に
モンスターピアレントの問題は深刻だからです。



先生に非があるときは仕方がないですが、
本当にごくまれにとんでもないクレームをつける人が
1名くらいいるもんなんです。


その1名を刺激すると何が起るか。



日常の業務に支障が出るほどの妨害がおきるのです。


学校へのメール。


同じクラスの保護者へ悪い情報を流される。
我が子への悪い情報を流し、
その情報が友達へ伝わることで
クラスの雰囲気すら壊れることもあるくらい。



だからこそ、先生は
無難なことしか言えなくなってきている
という現状があります。



だからこそ
我が子を褒めることが上手な人は
学校での問題点、課題点のみを聞きに行く姿勢でいること。



さらに個別面談では先生に先制パンチで
絶対に怒らないから問題点、課題点のみを
教えてほしいといった姿勢を伝えることです。



15分なんてあっという間です。


係活動で頑張った。
クラスで良く手を挙げている。
学習発表会で何々を発表できました。


なんてそんな話を聞いていたら
アッと言う間に10分以上経ってしまいます^^;



自分は個別面談に我が子を褒める材料を手に入れに行くのか。
問題点、課題点を手に入れるために行くのか。




予めしっかりと分けておくと
有意義な個別面談になると思いますので
参考にしてください!



もし、問題点・課題点を手に入れに行くのであれば
くれぐれも何を言われても受け入れてくださいね。



少しでもお役に立てたらと思います。


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バンコク学習塾・タイ語学校・英会話学校

代表 小川 一樹

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