2015年10月9日金曜日

自分たちの当たり前の環境が世界では特別だということ


カンボジアのとある地域。


家から学校まで遠いから
学校の近くにプレハブの小屋を建て、
そこで独り暮らしをしている12歳の少年がいるそうです。


彼は家で1日5時間勉強をしています。



アフリカでは
片道4時間かけて学校に通う少女がいます。
将来、お医者さんになるために
学校で勉強をしたいそうです。



発展途上国では
一生懸命に黒板の字を石の黒板に書き写している子もいます。
狭い手元の黒板が字で埋め尽くされると、
すぐに消さなければならないにも関わらず、
一生懸命に文字を写します。


発展途上国には一生懸命勉強して
日本に留学をしたいという子供もいます。
発展途上国の子ども

そんな留学をしたいとまで言われる
恵まれた環境で暮らす日本の子供たち。


紙を自由に使うことができ、
さらに家から遠くない学校で勉強できます。


バンコク日本人学校に通う子は
通学が大変と言われますが、
バスに乗っていれば自動的に学校に到着します。


もちろん、朝早く大変でしょうが、
ちょっと視点をずらすだけで、
自分たちの環境がいかに恵まれていたのか
ということに気づくことができます。


今自分がいる環境を当たり前だと思うときは
誰もがあるはずです。


でも、その当たり前の環境が当たり前過ぎるがあまり、
価値を忘れてしまい、
無駄に使っていることはないのだろうか?



時にそう考えてみることが大切です。



自由に使えるノートには
指示されなければ何も書かない。


指示されて書いたとしても、
二度と見返すことはなく学年が終わればゴミ箱へストレート。



鉛筆が使えるのにシャーペンじゃないから嫌だ。



家に帰ればDS、PSP。
いや、今度は新しい機種が発売になるらしい・・・



宿題?めんどくさいなぁ・・・



日本の子供たちにはよくある光景ですが、
自分の生活環境が恵まれているということに
少し気づくだけで、ガラッと姿勢が変わってくる子もいます。


自分たちの環境が世界の中では当たり前ではないんだ
ということをただ知らなかっただけなんですよね。


私は時々、塾でこの様な話をします。


自分たちの当たり前の環境のありがたみに気づき、
自分の可能性をぐんぐん広げてほしいからです。


もし、お子様の気が緩み過ぎた感があるときは、
自分の環境がいかに恵まれているのか
この様な話をちょっとしてみてください。


表情が変わってくることがありますので。



いや、塾でしてほしいという方はお待ちしています。
バンコクの学習塾TJブリッジ

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