2015年9月4日金曜日

勉強しているのに結果がでない原因とは?


がっかりする子ども

お子様は勉強がんばっていますか?


塾に通う子はその宿題、
塾に通わない子も
学校の宿題を頑張っていると思います。




それだけ頑張っているにもかかわらず
テストの点数がふるわないと
親も子も本当にがっかりしてしまいますよね。



点数がふるわないことには
たくさんの原因があるでしょうが、
今回は宿題に関しての改善点をお伝えしますね。

 

宿題全体が100だとします。
お子さんが宿題をやっただけで得られる効果は30程度なんです。



では70はどうしたら手に入れることができるのか?




それは間違った問題をやり直したり
覚えなおしたりすることなんです。
 


なんだ。当たり前のことか。
と思う人もいるでしょうが、
この当たり前なことって驚くほどできていないですよ!



宿題はできることを定着させるという意図もありますが、
できないところを補うことにも使えます。



勉強が苦手にとっては、
この「補う」効果に注目した方が良いですよ。


その「補う」ことが間違えたところの「やり直し」なんです。



しかも、やり直しは
今までやった宿題にかかる時間比べたら
微々たる時間で済みます。
  

 
この微々たる時間が70の成果を出します。




宿題を頑張っているのに
点数があがらない子は、
たいてい、間違った問題をそのままにしています。



私が学校現場、塾の現場で見てきた子供たちからも
このことは当てはまります。



例えば学校の計算ドリルの宿題をみてください。



間違ったところを赤で書いているだけではありませんか?
赤で書いているだけで
解き直していない子がほとんどだと思います。



それでは間違った問題は
次も間違えてしまう問題のままです。
 

赤で書いたからといって間違えなくなるわけがありません。


この少しのやり直しをするかしないかで
勉強の成果は大きく変わってくるのです。



しかも、宿題は毎日あるものなので、
日々の積み重ねは大きな差を生みます。


今やっている勉強が
もったいない勉強にならないよう
私は塾で子どもたちに伝え続けています。



これは宿題に限った話ではありません。
宿題でやり直しをしない子は
普段の勉強でも同じ姿勢なはずです。


みなさんも実際にお子様が宿題をやっている姿を見ていただき、
ただやっただけの勉強になっていないかを
チェックしてみてくださいね。



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