2015年9月2日水曜日

学校の漢字ドリルは意味ない?意味ある勉強とは。


学校の漢字ドリルはめんどくさい

意味のある勉強


多くの子どもたちは、
「学校から出される宿題は面倒だ」
って思っていて、特に漢字ドリルの宿題が
かなり評判が悪いです。


嫌だと言葉に出さなくても
宿題をやっている時の子供たちの表情を見れば一発でわかります^^;


私たちが子どもの頃も
面倒な宿題ってありましたよね?


私は漢字ドリルの同じ字を
何回も書くことが本当に嫌でした。


今の子どもたちも
私たちの時代とほぼ変わらない
漢字ドリルの勉強をやっています。



ただ同じ漢字を繰り返し書くことが
楽しいわけがありません。


面倒な勉強はやっつけになる



面倒だという思いがあると
宿題はやっつけ仕事になってしまいます。


私たちだってそうですよね。
30分ハンコ押すだけの仕事なら飽きる自信あります。
ほぼ無心でやっているでしょうね。


子供が漢字ドリルをノートにやっている姿を
じっくりみてください。


無心で写経の様に
ノートに10回写しているだけではありませんか?


よし!覚えよう!
なんて気はさらさらありません。


もちろん、大人が質問すれば、
「覚えるためにやっています。」
なんて優等生な答えを言うでしょうけど、
本音は「ただ早く終わらせたい」の一心です。


計算ドリルであれば
F1のピットインのように
スピード重視で速攻に終わらせ、
間違えた問題は赤で書くだけ。


時には間違えた問題は無視し、
答えすら書かないなんてこともあります。


宿題の価値を10点満点とするなら
この作業だけでは4点程度の価値です


時間をかけた割には、
得られるものが少なすぎます。


こんな状態で宿題をやっているなら、
興味がある本でも読んだ方が良いです。



勉強を価値あるものにするためには


では、失った7点はどうすれば
手に入れることができるのか。


それは間違えた箇所を理解し、
解き直すということです。


そんなのあたりまえだ!
というほど簡単なことですよね。


でも、この簡単なことが
できていないから成績が伸びていない子は
本当に多くいます。


逆を言えば、
この簡単なことができていれば、
成績は上がるんです。


漢字ドリルであれば
ただ写経をするのではなく、
ひらがなの問題ページで
実際に覚えているかチェックしてみなければいいんです。


裏紙でいいです。
これを最後にやるかやらないかで、
写経だった部分の練習の意識が変わります。


びっくりするくらい覚えていない自分に
気付くことができると思いますよ。


計算ドリルなら
間違った箇所の原因をあきらかにして解き直す。


解き直さないで終わらせない。
必ず解き直す!


本当に当たり前のことですが、
計算ドリルなんて間違ったまま放置している子は
本当に多いです。


間違った問題があることを知っただけで終わっています。


本当は間違った問題こそ
自分が理解していないところだから
理解し直さないといけないはず。


病院に行って、
「骨折していますよ!」
と言われて、
お辞儀して帰る人なんていないですよね。


勉強ではお辞儀して帰るようなやり方の子が多いんです。


シンプルなことができる子は強い


そのためには
このシンプルなことを
しっかりこなせる人になることが大切。


私は塾の授業でこのシンプルなことを伝え続けています。


ぜひ、ご家庭でのお子様の勉強が
10点満点の3点のやり方だった場合は
今すぐチェックしてあげてください。


子どもの成績が大きく変わりますよ。


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