2015年9月24日木曜日

勉強に対する「ていねいさ」を高めるだけで点数は上がる


子どもが勉強が苦手というときは
様々な原因があって1つに絞ることは
とうてい無理なことです。


身近でできることから改善していくことが大切。

勉強が苦手な子の多くに共通していることがあります。
それは、「行動に丁寧さが足りない」ということです。

ていねいさ


例えば算数。


学校のテストは学校の教科書の範囲外から
出してはいけないので、
計算ドリル、教科書の問題と似ている問題が
出題されます。


なので、教科書の問題や計算ドリルの問題だけでも
しっかり理解していれば100点が採れます。


では、宿題もやっていて、授業も受けているのに
なぜ点数が低く苦手になってしまうのか。


その原因の1つが
さきほど言った「行動に丁寧さが足りない」
ということなんです。


丁寧さとは取り組み方への丁寧さです。


やってはいても
「こなす」状態になってしまっていることが多いのです。


例えば、
寝る直前のギリギリになって宿題をスタートし、
焦って問題を解いている子もいます。
それでは記憶に残りづらいものです。


さらに、テレビをつけたままだったり、
兄弟が周囲で騒いでいたりすると
集中できません。
とうぜん記憶に残りづらくなりますし
ミスも増えます。

テレビを見る子ども



また、丸付けをするときは
答えを1問1問チェックせず、
何となくあっているだろうという感覚で丸を付け。


間違った問題も勢いで丸にしている
なんてことはよくあることです。


また、全部丸付けが終われば
速攻でカバンにしまってしまうという姿もあります。


速攻でしまうということは
間違えた問題は間違えたままの
状態にしているということです。


できない問題はできないままです。


この様な勉強の仕方をしている子は
学校の授業でも同じようなことをしています。


授業時間内で終わらず、
答え合わせをしていても
そのまま写しているだけ。


自分が正解していても
不正解でも頭が動いておらず
手だけ動いている状態です。


間違えた問題は
しっかり解き直すという取り組み方への
丁寧さが大切なんです。


行動に丁寧さが足りていないなと感じる場合は
まずはご家庭で計算ドリルだけでも
やり方をチェックしてみてください。


さらに、間違えた問題を解き直しているか。
そこだけでもチェックしてもらえたら
点数が向上するはずです!


【超厳選】高学年までに身につけたいこと!


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