子育てをしていて
また、いろいろな相談を受けるごとに感じることは
子どもは親の写し鏡だということです。
使い古された言葉ですが、
真理をついています。
例えば、
子どものことがとっても心配で心配で
仕方がない親もいます。
愛すれば愛するほど心配になるものです。
でも、その心配は子供に伝わります。
どんなに一生懸命に教育し、
自分とは違ってたくましくと願っても、
子どもは世の中に心配をするという視点を
しっかり親から学んで育っていきます。
常にびくびくした様な表情になってしまっている子を
教育現場で多く見てきました。
そんなとき、たいてい親も子をとても心配し、
事細かに口を出して教育しているものです。
なぜ自分は我が子がここまで心配なんだろうか?
まず見つめなければいけないのは
親である前の自分自身の心のあり様だと思います。
自分が子どもにもそうであるように
世の中に対しても心配しすぎているのではないか?
マイナス思考が強いのではないか?
もしそうであれば
原因はどこにあったのだろうか。
自分の親の教育の仕方にあったのかもしれない。
それらを原因に生まれてきた
心配し過ぎてしまうという課題。
その課題を自分も受け継いで、
また子に受け継ごうとしていないか?
そんなことを
少しは考えてみることも大切だと思います。
わたくしごとですが、
自分は我が子の整理整頓に厳しくなってしまいます。
でも、振り返れば
ちょっと日々見逃していながら
気がついて慌てて言うといった感じかもしれません。
そもそも、自分が片づけが苦手なんです。
実は・・・
だからきっと、子どもにもそれが伝わってしまっているんです。
親である自分の言動を通して。
親はこの写し鏡という言葉は
昔からあるものです。
だからこそ、まずは自分が片づけ上手にならないと!
なんて最近は断捨離のように
物を処分しています。
物を処分しています。
子育てには細かい技法もありますが、
そんなことよりも大切なことは、
親自身が自分がもっている心の課題を解決しないと
子に受け継いでしまうということだと思います。
子に受け継いでしまうということだと思います。
自分を見つめることは
とっても苦しい作業です。
昔いじめられたいた人は
その過去を見つめなければならないかもしれません。
親から体罰を受けていた人は
そこを見つめる必要があります。
でも、自分がトラウマの様にもっている
心の課題を解決しない限り、
子どもたちもそのトラウマから逃れることが
できないかもしれません。
救えるのは今生きている親である
自分を変えることだと思います。
私も人目を気にするという課題がありました。
それは親から確実に受け継いだ確信があります。
でも、そこをじっくり見つめて、
自分は課題をクリアすることができました。
もし、クリアできていなければ
きっと子育てのときに
事あるごとに他人の眼を気にした指導を
していたことでしょう。
今回は、
子育ては親が自分の心にある課題を
解決することが先決だということについて書きました。
少しでも子育ての参考になれば幸いです。
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