2016年6月2日木曜日

子どもを読書好きにするために大切なこと

子どもを読書好きにする。

それができたら
子育ての大きな目標の達成です!

というのも
昔から読書は人を育てる大切な
ツールだったからです。

燃えよ剣

私の好きな幕末の志士たちも
読書を通して自分の思想を深めていました。


テレビやネットがなく情報は少ないのに
読書と議論という方法で
恐ろしいほどの思想を確立させていますよね。


読書は人間に思考する時間を与えてくれ、
その思考こそが人間を育てる。


だからこそ、
子どもたちには読書習慣を
是が非でも身に付けさせる必要があるのです。


さて、読書というのは
子どもたちの脳には負担が大きいです。


活字を追って、
さらに内容を理解しないと楽しめません。


語彙が足りなければ
内容を十分に理解できず、
論理を追えなければ楽しさが伝わりません。


そんな負荷のある活動を
子供たちが好きになるためには
親が読書が好きであることが大切です。


まず、子供が読書をすることは
当たり前のことなんだなって思えるためには、
親が読書をしている姿を頻繁に目にしていることが
有利に働きます。


また、親が読書好きだからこそ、
読書の喜びを伝えることができるのです。


喜びの感情は論理を越えて
人の心にダイレクトに伝わります


私の話が参考になればと思うので書きます。


昔は夜に読み聞かせをしていましたが、
4年生になり読み聞かせは卒業。


今では息子とお互いに夜のひと時を
ベッドで一緒に読書をするようになりました。


そんなときに
「では、行ってきます!」なんて
息子に言うことがありました。


私が今読んでいるのは
司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」です。


幕末の混乱の中、
野心ある田舎道場の
近藤勇、土方歳三が時代の流れに乗りながら
新撰組を立ち上げていく立身出世物語でもあり、
自分たちの信念に従い、
新撰組の終末へ向けてあえて疾走するという
男気溢れる物語です。


ベッドの中に一緒にいながらも
本をぺラッと開けばそこは幕末。


幕末の混乱。
侍たちが真剣のもとに
いつ命を失うかわからないギリギリのところで
生きている。
今とは全く違う江戸の街並み。
そこで暮らす普通の町人。


そんな息遣いが聞こえるほどの
世界に入り込めるのです。


読んだことがない人はぜひ読んでください。
女性でも楽しめますが、男性なら必読でしょうw
司馬遼太郎さんの世界観は圧巻燃えよ剣


読書はある意味
その主人公たちがいる世界へ旅に出るようなものです。


だからこそ「行ってきます!」なんです。


子どもには読書のこの喜び、
凄みの様なものを伝えています。


いつでも侍の世界に行けるんだよ。
すごいでしょ?
そんなレベルの会話でも
親の喜びは伝わります。


また、夜一緒にベッドで読むというところが大切です。



読書を感情に左右されないルーティーンにするんです。



歯磨きを感情ではやった、やらないなんてないですよね。
めんどくさいときがあっても
ほぼ無意識にやりますよね。



読書も同じようにしてルーティーン化してしまうんです。
夜寝るときのベットの中は必ず読書。


読書は大人になって
自分を厳しく指導してくれる人がいなくなっても、
自分を律してくれる先生をプレゼントしてくれます。


読書をする人は
必ず人間として成長していきます。


お子様の読書好きに役立つ情報となれば幸いです!


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