2015年10月13日火曜日

自分で自分の可能性を狭めてしまうということ


今回は子どもたちが自分の可能性を
自分で狭めてしまっているという話をしますね。


これは結構まずいことなんです。


その前にたとえ話から。


ノミは自分の身長の数千倍のジャンプ力をもつと
言われているのはご存知ですか。
すさまじいですよね。


でも、その昔、ノミのサーカスがありました。
真実のほどはわかりませんが^^;


ノミのサーカスではノミが観客に飛んでいかないように
調教されていたんです。
ノミの調教なんて無理!が普通の思考です。


どうやって調教するかというと、
ビンの中に入れて蓋を閉めて育てるだけ。


すると何回も蓋に激突するうちに
自分のジャンプ力をセーブするようになります。
ガンガンぶつかっていたら死んでしまうから
生存本能がそうさせるんでしょうね。


一度セーブするようになると
ビンの蓋を開けても
蓋の外に出られないほど
ジャンプしなくなるんです。
本当は自由になれるジャンプ力をもっているのに。


似たような話が象にもあります。


大きな象は杭に足をくくられていますよね。
車ですら倒すパワーをもつ象であれば
小さい杭程度なら「うりゃっ!」と破壊可能なはずです。


象


それでも暴れることなく
その場に留まっていますよね。


それにはわけがあります。

子供のころに杭につながれて
何回も逃げようと挑戦してもとれないという記憶が
大人になっても消えないんです。


どうせこの杭は外せないと
はなから脱出を諦めているのです。
本当は自由になれる力をもっているのに。


子どもたちも
自分の可能性を自分で止めるような思考方法
することがあります。
自分の可能性を止める


どうせ自分はできないんだ。
どうせ私には無理だ。


自分に自信をもてないままでいると
何事もやる前から自分の可能性を
過小に評価して
全力でチャレンジすることを
避けるようになるものです。


これはノミが蓋がなくても蓋があると思って
自分の力をセーブすることに似ています。


象が杭は外れることなんてありえないと
はなから諦めていることとも似ています。


子育てで大切な視点として
今の子供たちにはノミのビンの蓋になるようなものがないか?
象の足の杭のようなものはないか?
子どもが朝から寝るまでの生活を
ささっと点検してみることです。


そして蓋、杭になりそうなことがあったら
極力なくすようにすることが大切です。



子どもたちはまだまだ人生がスタートしたばかり。
自分で自分を小さな人間だと思い込み、
自分の行動を抑えつけるなんて早すぎますよね



私は子どもたちにはこのことを本当に知ってほしいんです。
それは君たちの周りには本当は蓋はないんだということ。
本当は足をつなぐ杭もないんだということ。


子どもたちの才能が開花し、
夢をつかんでほしいと心から願っています。


ぜひ、ご家庭でもノミと象の話をしてあげてくださいね。


バンコク学習塾・タイ語学校・英会話学校
TJブリッジ

代表 小川一樹

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