2018年4月6日金曜日

子供が成長する習慣化と親の毅然とした態度

子供に勉強をさせたいけど、
子どもは感情的になって嫌がってしまう。


子供の感情の起伏に
親である自分の感情も左右されてしまうことが
あるものです。


「だったらもうしなくていいよ」


親の心の中で、イライラした気持ちと共に
諦めのような、
見放すような気持ちが起こり、
捨て台詞とともにその場の問題を終わらせる。


そのようなことは
親子の間でよく見られることですが、
勉強ができるようにさせるためには
かなり悪い結果をもたらしてしまいます。


そもそも
子供が勉強の命令をされて、
素直に従うほど理解あるとは限りません。


命令されたらやる気がなくなる。
これは漫画でもよくある場面です。


親「宿題やったの?!」

子「今やろうと思ってたのに。。。
      もうやる気なくなった。」


子供をやる気にさせる方法は
様々ありますが、
根気がいるものです。


それよりも、やる気に左右されず
勉強をさせる方がより効果的です。


歯磨きを特別やる気出してやる子はいません。
それは習慣になっているからです。


多少面倒だなと思っても、
時間がくれば自然と歯磨きができてしまいます。


それは習慣の力です。


子供が小さいうちから、
何時になったら勉強をする
ということを習慣付けることができれば、
それは感情をぶつからせるようなやり取りからの開放を意味します。


勉強しなければならない理由は
深いものがあります。


でも、小さいうちの子どもが
物事の本当の理由を理解して
やる気を高めるのは難しいものです。


だから、理由はそこそこにして
親として議論する余地はなく、
当たり前の態度で
「○○時からは勉強しようね。」
と言い切ることです。


はじめはぐずることもあるでしょう。
子は不機嫌になったりして、
感情で親を揺すぶろうとします。


そこにまけて、
ぐずぐず泥仕合のように
金切り声をあげて理由を述べても
仕方がありません。


子供はやる気が高まるわけではありませんから。


だから、毅然とやるべき時間だからやるんだ
とシンプルに伝えるだけでオッケーです。


初日はふてくされてやらないかもしれません。
それでも30分なら30分と、
その態度は譲らないことです。


強制して力で机に座らせる必要はありません。
ただ毅然と言い続ける。


感情的になる必要もなく親として
当然のことを言っているんだというレベルで毅然と。


学年が高ければ高いほど
困難です。


だから、小学生の低学年から
習慣化させたいところです。


でも、学年が進んでいたとしても
学年の切り替わり、学期の切り替わりを機に
しっかり習慣づけをさせることは可能です。


1週間も続けていれば、
子供が折れる日がくるはずです。


ただ、気をつけたいのは親の姿勢です。


親自身が継続力がなく、
言い続けることができないのであれば、
最初から言わない方がまし
です。


子は途中で言わなくなる親に勝ったことになります。


これからも感情的になれば
親をコントロールできる
ということを
学んだだけになってしまうからです。


言うからには毅然と
変な議論なんてする余地もなく
当たり前なんだというレベルで
言い続けること。


親としての覚悟が問われます。
頑張ってください。

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