子供を作るという言葉の違和感
テレビを見ていたら、
芸能人が「子供を作る。」
という発言をしていました。
子供を作るって当たり前に使う言葉で
特に違和感なく聞くことができますが、
なんかその芸能人だけは
ちょっとひっかかるものがありました。
「子供を作る」というところになんか、
親のエゴのようなものを感じたのです。
「子供を作る」という言葉には
親によって作られる物というニュアンスがあって、
所有物のような感じすら受けます。
別に普段の生活で知人から聞いても
何も違和感はなかったのですが、
その芸能人の浮ついた感じに少し反感をおぼえたのかもしれません。
「子供を作る」より「子供を授かる」
とにかく、
子供というのは親の所有物ではなく、
「親が作る物」ではなく、
むしろ、「授かる」くらいが良い表現ではないでしょうか。
授かるものだから、
子供が本来もっている資質を
伸ばしてあげるという方がしっくりきます。
親が思うように、親が期待するように、
親の価値観に合うように、
子供を作っていくという方は
全くしっくりきません。
私たち大人と子供は違う生き物。
将来なんて見えません。
さいごに
期待するのはよいですが、
期待しすぎるがあまり、
子供の価値観を尊重せず
親の価値観を押し付け過ぎることがないように。