2018年4月17日火曜日

勉強を罰にすることの3つのデメリット!

コラーっ!
罰として漢字100回!


なんて場面が漫画ではありますが、
この場面には教育的には
けっこう問題が含まれているんです。


どこが問題かというと、
を勉強にしている」
という点なんです。


お手軽な手段なんで、
けっこうやってしまいがちなんですよね。


テストの点数が悪い。
罰として漢字の書き取り2ページとか。


そうするとどんなデメリットあるのかを
説明しますね。

勉強を罰にするデメリット


勉強が嫌いになる


まず1つ目は、
かなり高い確率で勉強が嫌いになります。


勉強という言葉じたいに
勉を強いるという語感があり、
悪く言われていますが、
言葉が問題ではなくて扱う人間に問題があります。


勉強を罰として扱うということは、
まさに勉強を強いているわけです。


漢字書き取りを心からやりたいと思う人は
まずいません。
漢字書き取りそのものに楽しみはないですよね。


そんなものをもってきて、
罰にすれば、勉強=「罰でやるもの」
というイメージが染みついてしまいます。


そのイメージが染みつくことで
勉強は嫌いなものになってきます。

すると次の2つ目の理由につながっていきます。

自主性がなくなる


勉強が嫌いになった子供は
自主的に勉強をやるわけがありません。


勉強は自分の知らないことを知る
面白いもの、自分を成長させてくれるものではなく。
命令されるからやるものに代わっていきます。

当然、命令されなければ勉強をやらなくなります。


命令されないとやらないから、
親は自然と命令しなければならなくなりますよね。


すると次の段階に進んでいきます。

親子関係の悪化

命令する回数が増えれば、
良好だった親子関係が悪化していきます。

小学校低学年まではあんなにかわいかったわが子が
気が付いたら親子で言い争いしてばかり相手に代わってしまいます。


もとをただすと勉強を罰として扱っているところから
スタートしていることがあるんです。


勉強が命令されなければやらないものなら
子供はできる限りさぼりたいものです。
当たり前ですよね。


その当たり前の状況は親としては好ましくないので、
見かけれると強い言葉をかけることになります。


すると勉強は命令される嫌なものとして定着してくるし、
嫌なものを命令してくる親に対しても
嫌なイメージがついてしまうのです。


結果として親子関係は悪くなるばかりです。


どうでしたか?

勉強を罰にしてはいけないということの理由
おわかりになりましか?

ではどうしたら良いのか?

そのことについては、
またいつか書いていこうと思います。


まずは、勉強を罰にしてはいけない
ということだけ知っているだけでも
大きな変化をもたらすので覚えておいてくださいね。



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