教育熱心な親であればあるほど、
極端な方向に行き過ぎてしまうことがあります。
子供にこうあってほしいという理想が高すぎるため、
子供が何をするにしても細かく指示を出してしまう。
食事終わったの?水飲みなさい。
宿題やったの?すぐやりなさい。
歯磨いたの?今磨きなさい。
朝から寝るでずっと支持を与えすぎるから
子供は自分で考えて行動する力を育てる機会がなくなります。
当然の結果として、
徐々に指示待ち族になる土台が出来上がるのです。
では、極端な話に進んで
「指示しないのが正しい子育てか?」
となりがちですが、
そうではありません。
1回は自分で考えさせるだけでも
自ら考える力は高まります。
これから「何」やらなければいけないの?
この「何」を考えさせることが大切です。
自分で答えを出すことができるなら、
そのまま指示を出す必要なく行動させればいいのです。
自分で答えが出せないなら、
親が答えを教えてあげて行動させればいいのです。
始めからあれもこれも指示を出す前に、
一度自分で考えるチャンスを与える。
たったこれだけでも
ちりも積もれば山となるという言葉の通り、
小学校の6年間続けば大きな差になります。
子供が大人になってから
指示待ち族の予備軍にならないよう
自分で考える機会を与えるように心がけてみてください。