瀬戸内寂聴さんは
とっても人気がありますね。
テレビで瀬戸内寂聴さんが出ていると
そのオープンな人柄に好感を覚えます。
でも、自分が抱いていた僧という
煩悩から離れて生きる姿とはかけ離れていて
煩悩と共に生きているような気がしました。
完全な主観ですが・・・
でも、そんな煩悩と共に生きる
瀬戸内寂聴さんだからこそ
相談が後を絶たず、
書籍も売れ続け、
迷える人の心を救うことができているのかな
とも思います。
そんな瀬戸内寂聴さんを見ていると
水清ければ魚棲まず
という故事成語が思い浮かびます。
これは子育てにも当てはめることが
できる大切な言葉だと感じます。
水清ければ魚棲まず。
あまりにも親が子どもの姿に
濁りの無い完璧を求めすぎると
子どもは息苦しいものです。
でも、子どもは親を愛しています。
だから、その期待に一生懸命に答えようとします。
息苦しくても我慢して
一生懸命に答えようとします。
うまくいけば子供が3人東大に入ったという
ご家庭の様にうまくいくこともあるでしょう。
でも、自分の意思をしっかりもった子どもであれば
その清き水から逃げ出したくなるものです。
真面目な教員の家庭から
ドロップアウトした子が育つなんて
驚きの事例もあります。
理由も1つに教員だからこその
完璧を求めすぎる子育てがあるのかなと感じます。
子育てをするときに心にとめておきたい言葉。
水清ければ魚棲まず。
私も教員なので忘れずに子育てしたいと思います。
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