2016年6月28日火曜日

親の完璧主義で親子が苦しむ


子供が好きすぎるのか、
何が目的になっているのかはわかりませんが、
子育てをする上では完璧主義
非常に邪魔になってしまいます。


もっともっともっともっと。
自分が理想とする完璧な子になるまで
ずっと子供に要求し続けることになります。


職人の仕事であれば完璧主義は
良いのかもしれませんが
子育てだと親も子も精神的に窮屈になってしまいます。


私は子育てというものは
植物に例えることができると考えています。

子育ての邪魔になる親の完璧主義


種を植えてすぐに芽を出せといっても
そう簡単に芽を出すことはありません。


猿蟹合戦のカニが「早く芽を出せ。出さなきゃハサミでちょん切るぞ!」
といった感じで、
いくらせかしても現実では芽は出ません。


子育ても必ずと言ってよいほど成果が出るためには
一定期間が必要になってきます。


でも、完璧主義の親は、
これもできない、あれもできていないと、
できないところばかりを見つめます。
子どもはたまったものではありません。


しっかりとした芽を出すためには、
親は根気強く水やりする覚悟が必要です。


子供なんて課題があるから子供なんです。


完璧主義に陥って、
子どもを叱り飛ばしてもそんなすぐに改善しないばかりか、
親子関係が悪化してしまいます。


従順な子ならはいはい言うでしょうが、
心の中には、抑圧された恐怖があり、
大人になっても、
他者からの命令に服従するマインドが出来上がってしまうこともあります。


さらに付け加えるなら、
恐怖によっておこった改善は恐怖がなくなれば元に戻る
芯の無い教育であることが多いものです。


芯から子供を育てたいのであれば
種を植えて、
じっくりじっくり水やりをし、
日々、根気強く子どもと向き合う必要があります。


そうやって出てきた芽は本物です。


子育ては本物の芽を育てるために
親と子の根競べです。


正しい子育てはこれだ!とは言い切れませんが、
完璧主義であることは親子共にマイナスであることは事実です。


子育ては毎日植物に水やりをするように
慌てず騒がず子と向き合うことが大切だということです。


子育ての参考になれば幸いです☆

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