2016年6月28日火曜日

旦那、夫に死んでほしい妻たち・・・






なんて衝撃的な題名の本が発売されているんだろう・・・



「夫に死んでほしい妻たち」・・・
夫である自分は襟を正さずにはいられません。


海外で暮らしていると、
外国の夫婦も合わせて
たくさんの夫婦を見てきました。


その結果、
外国より日本の方が
関係が良好ではない夫婦が多い気がします。


夫は仕事が中心となり土日もゴルフ。
子育てには非協力的でも、
子育てに口出しをしてくる。


たまに家族と過ごしても
それを家族サービスと言う。


奥さんから見たら当たり前のことでも、
夫から見ればサービス。
その意識のギャップにもイライラが溜まるそうです。


結婚する前までは確実に愛し合っていた
2人だったはずです。


なぜ夫婦関係が悪化してしまうのか。


夫の悪いところだけ先に書きましたが
夫だけではなく、
妻にも問題があります。
つまるところ、両者に原因があります。


夫は妻には母ではなく嫁でいてほしい
という思いがあります。


母は自分の母1人で良かったわけです。


でも、妻は子どもができることで
母に変わります。


当たり前のことですが
これを当たり前と思えないのが夫。



男は自分の母に対しては、
そっけない態度でいることが普通です。
マザコンでないかぎり。


ママ、ママ言ってた子どもから成長するにつれ
反抗期を迎え、
母親とは会話が少なくなるのが一般的な男です。



母親から離れて
自分の家庭をもった。


愛する人と結婚したと思っていたら
家庭の中で妻が母親になる。


その結果、
自分が母にしていたように
自然とそっけない態度になってしまうのです。


でも、妻からすれば
子育てが大変なわけです。
母親になるのは当然なはず。


それに対して
とやかく言われたくはないでしょう。


夫には少しでも家事や育児を手伝ってほしい。
また、自分が頑張っていることを
労わってほしい。
昔のように愛してほしい。

こんな思いがあるはずです。


でも、夫は、そんな妻の気持ちとは裏腹に
母親になった妻に対して、
そっけない態度を示してくる。


すると両者の溝が深くなっていく。
その溝は時間をかけて
ゆっくりと夫婦の距離を遠くしていく。


そして夫は親ではなく、
女を求めて外で浮気する。
最近のテレビでは良くあるトピックです。


ではどうしたらよいのか。


夫はちっちゃいを捨てて
自分の欲求ばかりを相手に求めるのではなく
我が子の成長のために
妻をサポートしてあげるべきです


夫として妻にこうしてほしいという欲求が
第一に来るから
その欲求が叶えられず不満になるんです。


自分の欲求ではなく、
父親としての役目を第一に考えてみることです。
すると妻の方のストレスも減り、
母親としての役割も軽くなり、
結果として妻の顔を見せやすくなるのではないでしょうか。


妻の方は夫にとって
妻であることを忘れてしまっていた自分がいるなら
まずは初心を思い出し、
妻であるよう努めることです。


もし夫が家庭に協力的でなくても
ひとまず昔の愛し合っていたころを思い出し
我が子が大切なのは当然として、
少し夫に対する優先順位を上げてあげる


そんな面倒な・・・
ということもあるでしょうが、
一生を添い遂げるパートナーとの間に、
深い深い溝があるままなんて辛すぎます。


子どもが成人するまでの
辛抱だからOK!
なんて思いも辛すぎます。


子どもたちにとっては
一生大切な両親。


さらに、その両親の姿が
将来の家庭のモデル像になるんです。


ぜひ、夫婦ともに歩み寄って
良い家庭像をつくり上げて
「夫に死んでほしい」なんて
思わないでいてもらえたらと思います^_^;
夫に死んでほしい妻たち (朝日新書)


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