2016年6月23日木曜日

子どもに自分を投影しない!


自分が子育てをするときに
特に注意している考え方を紹介します。



我が子に自分を投影していないか?


という考え方です。


投影という言葉はあまり日常生活では使いませんが、
心理学では良く使う言葉なんです。



投影とは自分の性質を他人の性質に重ねてしまうことです。


子どもに自分を投影する


これはかなり無意識に行われているもので、
例えば、自分が片づけが苦手な性質があるとします。



子どもが片づけを忘れがちなとき、
自分が片づけが苦手だという性質を
子どもにモロに重ねてみてしまい、
必要以上に叱ってしまうというように出てきます。



自分の直したいけど直せない性質を
子どもに重ねてみて、
直視したくないからこそ厳しくあたってしまうんです。



そして、子どもを通して
自分の課題をクリアしようなんて
無意識にしてしまうんです。



無意識というところがやっかいですよね。



本来なら別に感情的に叱らなくても
普通に片づけを習慣づけることなんてできたかもしれませn。



が、いったん自分を投影してしまうと
そんな冷静な手段を共に考えていくなんて
視点は吹っ飛んでしまうんです。



子育てで大切なことは
子どもをしっかり見るということ。
当たり前ですよね。


でも、自分を子どもに投影してしまうと
子どもを見ているようで
自分を見ていることになります。



すると、子どもの成長にとって
本当に正しい手段を
冷静に選べなくなってしまうんです。



子育てをしていて
イラっとして感情的になったときこそ、
自分の内面を見つめてみる。



子どもに自分の嫌な部分を投影していないか?



人によってはかなりキツイ作業になるかもしれません。
が、これを避けてしまうと偏った意識で
感情的に子供を育てることになってしまいます。



いや、自分は感情を抑えることができる!
と思っていても
子どもたちには表情で伝わります。



私たちだってわかりますよね。
相手が表情に出していなくても
怒っていたり、不機嫌だったりする雰囲気。



子どもに自分を投影しない。



ぜひ、子育ての参考にしてもらえたらと思います!



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