2016年5月12日木曜日

親の過干渉は子どもの生きる力を低下させる。

やわらかい食べ物ばかりを食べていたら
顎を使う力が弱くなりますよね。




顎を使う力が弱くなると
硬い食べ物からより遠ざかり、
より柔らかい食べ物を求めてしまいます。




するともっと顎の力が弱くなり、
自然と食べられる食品数も限られてくるので
健康を害してしまう可能性があります。





子育てでも同じようなことが言えます。



やわらかい食べ物ばかり与えるような環境だと
子どもの生きる力はどんどん低下していってしまうのです。



どういうことか。




面倒見が良い教育に熱心なお母さんがいるとします。




そのお母さんは
子どもの将来のためを常に考えています。



だからこそ、
朝起きたらすぐに段取りを組んであげ、
するべきことをテキパキと指示をしてあげます。



洋服もすぐに着られるように準備してあり、
荷物も玄関まで運んであげています。



子供はその指示に従って動いていきます。
一連の流れに従っていけば学校へ向かうことができます。



でも、忘れてはいけないことは
子どもは頭を使っていません。
目の前に出されたことを
淡々とこなしているだけです。



朝の一場面だけを切り取ってみましたが、
一日を通してこのような感じであれば
子どもは自分の頭で考えて動くことができなくなります。



ただ、転ばぬ先の杖で
お母さんが全て準備をしてくれているので
他人からは良い子に見えます。



確かに良い子ですが
生きる力はとっても弱ってしまっています。




食べやすいからと言って
優しくやわらかい食べ物ばかりを与えるような
環境で育ててしまう。



すると大人になった子どもたちは
指示待ち族と言われるような
自立とは程遠い大人になってしまう危険性があるんです。



自分が与えている環境は
子どもにとってやわらかい食べ物に囲まれたような環境になっていないか。



自分の子育ては
硬い食べ物を親が変わりに噛み砕いて与えるような
子育てになっていないか。



子育てをする上で
とっても大切な視点です。




では、
逆を考えれば、
何もしないで全て子ども自身でやらせればよいのか?



そのような極端な話ではありません。



服が無くて困っている。


それだったら、
お母さんに質問させればいいんです。



わからないときに
わかっている人を探して質問をする。



たったこれだけでも
生きるためには大切な能力なんです。



放任ではないんです。
必要な援助はしてあげるべきです。



ただし、子どもが必要だと感じる余裕もなく
どんどん援助し過ぎることは
子どもの将来を考えたとき
かえって子供を弱めてしまうということなんです。




子育ての参考になればうれしいです。