2015年10月4日日曜日
子どもの成長を妨げる「間違えることは悪いこと」という思い。
子どもの成長を妨げることは
間違えることが悪いことだと強く思い込ませることです。
この間違えることが悪いことだという思い込みは
かなりやっかいなもので、
たくさんのパターンで成長の邪魔をしてきます。
間違えた問題を隠す。
間違えないように友達の答えや、ドリルの答えを見る。
学校のテストを持って帰らない。
または見せない。
解けなそうなら、すぐに諦めて
解くことを放棄する。
などなど。
いろいろなパターンで間違えないよう、
間違えを隠すように努力します。
この努力は無駄な努力。
こんな余計なことに頭を使うなら
わからなくても考え続けていた方が
頭のためにはより良いですよね。
人は間違えるからこそ成長する生き物。
赤ちゃんも数えきれないほど
こけまくって歩けるようになる。
言葉だって間違えまくって
正しく話せるようになる。
それと同じように
勉強だって間違えまくって出来るようになる。
そうにも関わらず、
なぜ間違えることを恐れるようになるのか。
間違えたら笑われた。
間違えたら怒られた。
間違えたらがっかりされた。
など、間違えることが自己否定につながる
何かしらの行動があると
子どもたちは間違えることを悪いことだと
強く思い始めるものです。
大人が思うようにスムーズに成長してくれなければ
イライラすることはよくあること。
でも、そんなときこそ、
ぐっとこらえて
「間違えることを怖がらせないように」
「間違うことを悪いことだと思わせないように」
という思いを心のどこかに
もっていてほしいと思います。
子どもたちが学ぶことを楽しめるように。
子どもたちが間違うことから学べるように。
少しでも子育てのお役に立てたらうれしいです。
バンコク学習塾・タイ語学校・英会話学校
TJブリッジ
代表 小川 一樹
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